10月27日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第249弾!  2011.10.27(木)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第249弾!  2011.10.27(木)   たかやん

読み聞かせ
朝の見守りが終わり、久しぶりに3階に上がる。そこにはもう2年生の子ども達がみんな待っていてくれて・・・・「おはよう!」「おはよう空父!」子ども達の元気のいい挨拶が嬉しかった。去年は毎日、1年生の教室にいたっけなあ・・。

大きくなるっていうことは
空父が読んだ絵本は「大きくなるっていうことは」という絵本。中川ひろたか作、村上康成絵の有名な絵本で、子ども達の殆どが知っている絵本だ。空父は、今の子ども達にぴったりの本だと思った訳で・・・絵本から伝わってきた温かいものを子ども達に感じて欲しかったのである。

大きくなるっていうことは 洋服が小さくなるっていうこと。で始まり・・・
大きくなるっていうことは新しい歯が生えてくるっていうこと。
大きくなるっていうことは水に顔を長くつけられるってこと。
大きくなるっていうことはあんまり泣かないっていうこと・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・
またひとつおおきくなった。おめでとう、みんな。で終わる。この絵本を僕は子ども達にも書いて欲しい。そう思った。この辺が中学校に21年間いたくせなんだろうなあ・・・。
読んで終ればいいものを・・・何かを子ども達から引き出そうとするんだから・・・。
さて、子ども達かたでてきた言葉は・・・

2年1組
大きくなるっていうことは  靴が大きくなるってこと
大きくなるっていうことは  勉強ができるようになるってこと
大きくなるっていうことは  ごはんがいっぱい食べられるようになるってこと
大きくなるっていうことは  手も大きくなるってこと
大きくなるっていうことは  皺がふえるってこと
大きくなるっていうことは  歳をとるってこと

2年2組
大きくなるっていうことは 昔より足が速くなるってこと
大きくなるっていうことは 転んでも泣かないってこと
大きくなるっていうことは 好き嫌いがなくなるってこと
大きくなるっていうことは 大きな大会にでられるってこと
大きくなるっていうことは 賢くなるってこと
大きくなるっていうことは 大人と同じくらいの背になるってこと

こんな意見が子ども達から瞬間的に出て・・・やっぱり、子ども達って詩人だなあ・・・そう思った空父であった。パッとこれだけの言葉が出てくるのだから、家に帰ってゆっくり考えたら・・・きっと素敵なオリジナル“詩”ともしかしたらオリジナル“絵本”ができるんじゃないかな。おお嫌だ。また先生をやっている・・・

お風呂の中で・・
空「ふるさと歴史館、面白かったよ」空父「そう・・」空「うん、昔黒目川に水車があってね・・・」「へえ・・・」
空父「お前、膝のその傷どうしたの?」空「これはね、光太に押されて、転んだの」空父「どこで?」空「昇降口のところで、ランドセルしょおうとしたところだから、転んじゃったんだ。」空父「それで、光太はどうした?」空「笑って逃げた」空父「空は泣かなかったの?」「空、うん。ちょっと、怒ったけど、泣かなかったよ。」空父「それで、もう怒ってないんだ・・・」空「うん、彼はね。空と遊んでいるつもりなんだよ。だから、怒ってない。意地悪でやったんじゃないから・・・」空父「そっかあ・・・光太は親友だもんなあ・・」空「まあね」空父「痛くないの?」空「うん、この傷にしみるのがたまらないんだ・・・」空父「何じゃそれ・・・」光太のことを“彼はね”という空が面白かった。

お風呂の中の会話は楽しい。空もゆったりとした気分になるから、何でもよく話してくれる。空の彼女の話をいつかお風呂の中で聞きたいが・・・そういう時期になったら・・もう一緒にお風呂には入ってくれないのかなあ・・・。強引に毎日、一緒に入り続けるかな・・・。ふふふ。


今日の写真
六中の体育祭です。スウェーデンリレーのアンカーで走りました。距離は400m。これは苦しかったですねえ。僕の前を走った功雄が、300mの最後で手を抜いて・・・ギリギリ(僕からすると)でバトンタッチ。「いさお!勘弁してくれよー!」とバトンを貰って・・・何とか逃げ切った時の写真です。当時は、毎日テニス部の子ども達と走り回っていたので、走れたのでしょう。今では考えられない距離です。

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