8月1日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第212弾!  2011.8.1(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第212弾!  2011.8.1(月)   たかやん

8月じゃ!
まあ世の中、頭に来ることが多いが・・・怒らず、恨まず、腐らず、悲しまないで・・こういう時こそ、自分は何をどうしたらいいのか・・・考えて、あの“なでしこ”のように最後まで諦めないで生きていきたい・・・そう思うのである。何が起きても、あの戦争と比べたら・・・幸せ、幸せ。NHKの“おひさま”を見て泣いている空父としては、(そう、何が起きても幸せなのだ)そう思いながら頑張っていくしかないのである。子ども達を取り巻く環境は厳しい。教育に予算を使わない日本。子ども達に対する放射線の許容基準が妙に甘い日本。借金を子ども達に平気で負わせる国、日本。若者の雇用率が下がっても平気な大人達。保育園よりも道路が大事な大人達。学校の近くに平気で大型のパチンコ店を作ろうとする大人達。儲ける為になら、子ども達のことはどうでもいいのか・・・。子ども達を大事にしなくなっている日本・・・いろんな意味でそうなってきていると思う。平和な時代だからこそ、もっともっと子ども達に目を向けていきたいものである。日本の未来は子ども達にかかっているのだから・・・。

8月じゃ!2
ありゃ、そんなことを書こうと思ったのではなかった。そうそう今日から8月なのだ。この1ヶ月は何に燃えようか・・そういう日なのである。
1、 仕事に燃える。(当たり前か・・・・・)
2、 体を鍛える。(毎日のトレーニングを欠かさない)
3、 頭を鍛える。(英語、韓国語、算数などなど)
4、 指を鍛える。(ピアノを毎日弾く)
5、 心を鍛える。(掃除や洗い物などをして家事をなるべく手伝う。)そんなところかな。

教師を目指す人へのメッセージ20 切り札
どんな学校にも生徒指導の「切り札」と呼ばれるものがある。例えば職員室への呼び出しだったり、校長の説教だったり。そして保護者の学校への呼び出しだったり…だけど「切り札」を早すぎる段階で使ってはいけない。そりゃあそうだ。切り札なのだから・・。そんな当たり前のことが分かってない学校が多い。僕が最後にいた学校では「自転車で登校」しただけで、親を呼び出していた。誰にも迷惑をかけずに、(そりゃあ自転車置き場で多少迷惑をかけたかもしれないが…)誰を傷つけた訳でもないのに、いきなり親を呼び出すのだ。たかだか「校則」を破っただけで「切り札」を使ってしまったら、本当に人に迷惑をかけた時はどうするのだ。そして人を傷つけたり、自分を傷つけようとしたりした時はどうするのだ。本物の教師は「校則」を破られたことに感情的になってはいけない。大切なのは「規則」ではない。「マナー」である。教師達の言い分は「みんなが同じ事をやったらどうするの?」である。答えは簡単。「自転車置き場を作ればいいのだ。」交通事故は登校時だけに起こるだけではない。放課後だって日曜日だって起こる可能性があるのだ。そんなことをいっていたら高校も自転車通学ができなくなってしまう。そんなに交通事故が心配なら教師達も車での登校をやめたらいい。自分にはできないことを、生徒達にやらせてはいけない。煙草についても同じだ。子供達に「煙草は吸うな!」と本気で言うなら自分達も「禁煙」するくらいの信念がなくてはいけない。子ども達は「本気」を見抜く才能を持っている。本気で怒れば必ず通じるものなのだ。「煙草は吸うな!」といいながら自ぶん達は、休み時間に職員室でコーヒーを飲みながら煙草をプカプカ吸い、子ども達の前に煙草臭い息で登場する。そういうセンスのなさを疑うのである。教師の煙草の臭いは間違いなく生徒を不快にさせる。煙草を吸わない同僚も、勿論同じだ。鈍感な教師達はそういうことにも気づかない。妊婦がいても平気で喫煙する職場があったりしたのだからひどい。これはもう学校以前の問題だろう。「規則」ではない。「マナー」なのだ。去年の1月から学校の敷地内は「禁煙」となったらしいが、教師たちが隠れて吸っていることは生徒達も知っている。自分達は「法律」という「ルール」をしっかり守っているから、(守っていないことも勿論あるくせに。)おまえらも「校則」という「ルール」を守れ!と言う。そこには人を思いやる「マナー」という考えは存在しない。そして一方で「ルール」といいながら「体罰」を含め、「汚い言葉」で子供達に暴力を振るう自分達には寛容である。プロの教師はそうであってはいけない。学校は楽しいところでなくてはいけないのだ。教師だけが楽しくて、子どもをいじめてストレスを解消するところではないのだ。学校に「取り締まり系」の教師はいらない。子ども達の目を見ないで、服装は髪型にしか目がいかないような三流の教師になってはいけない。この学校は厳しいのだ。と本気でいうなら、まず自分達に厳しくなれと言いたい。勉強で厳しく鍛えようとするなら、教師はその何倍も勉強して自分を鍛えなくてはいけない。生徒に理解できない授業をすることがレベルの高い授業ではないのだ。どんな生徒も理解できるような授業をすることがレベルの高い授業なのだ。そして子ども達が勉強を楽しむことこそ大事なことなのだ。切り札は最後に取っておこう。そしてできるなら、その札は最後まで使わないでおきたいものだ。切り札は子どもが泣く札でなくてはいけない。それでこそ、切り札なのだ。
* ちょっと前に書いた話なので、タバコに関しては・・校門の前でプカプカが今の中学校。不思議と小学校の校門の外で、先生たちがタバコを吸うのは見たことがない。それはいいとして・・・切り札かどうかは、その後の子ども達の目でわかる。切り札を使った後に、どんどん悪くなったとしたら・・・そりゃあ、切り札でも何でもなかった訳で・・・あなたの選択ミスな訳ですよ。切り札を使い切って、子どもがよくならなかったら・・・そりゃああなたの負けってことです。負けっぱなしで平気の人が多いのも学校という社会の特徴です。普通の会社なら通用しないでしょうねえ・・・。子どもを伸ばすのが仕事なんですから、子どもを潰しているだけでは貢献度が0というかマイナスというか・・・切り札はいざという時までとっておく・・・使わないのならそれにこしたことはない。というお話です。

恐ろしきババの力
久しぶりに所沢のお母さん(ひとみのお母さん)のところから帰ってきた空。「お父さんとお母さんのこと忘れるところだった」というからビックリ!「ババが本当のお母さんのような気がしてきた・・・」と続ける空。「なんだとう!!」と笑いながら怒るひとみ。寂しがり屋の空だが、お母さんのところだけは平気なのである。恐ろしきはババの力である。お父さんはどうやら3番目にランクされている雰囲気である・・・とほほ。

なでしこ、なでしこ
塾の子達がここにきて、ググっと伸びてきた。それが目に見えるのが面白い。子ども達は性格も違うし、集中力も根気もやる気もみんな違う。勿論、伸び方も全然違うのである。それでも、みんなが伸びてきている・・・一番重要な“やる気”が増大している!そう思えるだけのデータがあるのだ。勿論、データだけではない。肌で感じるものがあるのである。子ども達と同じ空間で生きてきた自分にしか感じられないものをまさに感じている訳で・・・とっても、幸せを感じるのである。

今日の写真1〜3
空のバック、バタフライ、フリーのフォームです。僕が「空のフォームちょっと酷いですよねえ・・大丈夫なんですか?」すると、Nコーチは面白いことを言います。「今、フォームを綺麗にして直すところが無くなると・・・伸びてほしい時に伸びなくなるんです。」なるほどなあと思いました。フォームが汚いから、まだまだ速く泳げる可能性がある、という訳です。完璧なフォームになったら・・それで記録が伸びなくなる・・・わかる気もします。先生の一言は子どもは勿論、親もやる気にさせるのです。N先生は若いけれど、子ども達を伸ばすコツを知っているのです。

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