8月22日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第弾!  2011.8.21(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第233弾!  2011.8.22(月)   たかやん

800m
「明日から、毎朝一緒に走ろう!」と約束したのに、6時の時点で外は雨。傘を差して走ってもいいのだが・・・「明日からにしよう!」ということになった。空はマラソン大会を目指して・・・空父はダイエットを目的として・・・明日から父子ランニングが始まる。

臨時議会
今日は臨時議会。主な議案は議案題48号 平成23年度一般会計補正予算(第3号)の公共施設の耐震診断委託料や震災対策費と議案題51号「ふるさと新座館」の建設工事請負契約の締結についてで・・・僕はどちらの議案も唯一人反対したのだった。補正に関しては賛成できるものが多かったのだが、やはり放射線量の更なる調査や9月から始まる給食の安全性を確かめる為の予算が欲しかった。そして今回の補正には「ふるさと新座館」関連の予算があったから反対したのである。「ふるさと新座館」にしたって、市民の長年の夢だった“小ホール”ができるのだから賛成したっていいのだが・・・・3.11があったこの時期に大型の箱物(約15億)を造る事に市民は賛成できないと思うのだ。普通交付税と臨時財政対策債の交付額が予算(見込み)より15億以上多かったからといって、それをそのまま「ふるさと新座館」に注ぎ込むような予算の使い方はどうかと思うのである。緊急に措置しなければならない事業は他にも沢山あるのだ。今回の補正で漏れた公共施設の耐震診断だってそうだし、全ての公共施設の耐震工事だってそうだ。もっと言えば、保育園の待機児童の問題は全く解決されていないし、学校などに対する予算も少なすぎる訳で・・・保育や教育そしてスポーツにもっと予算を使って欲しい。そう思って反対した語る会なのである。

1対24
と、いう訳で・・・今回も2つの議案に関して1対24で轟沈した。補正予算に対して共産党の笠原議員(カサジ)が放射線量計の話をしていたので、僕もその続きで「放射線量計」や「内部被爆」の質問をしたのだが・・・(9月から給食が始まってしまうから・・・。)僕の質問には「補正予算に書いてないことは質問できない!」とクレームが付きアウト・・・(何でカサジはよくて俺だと駄目なの?)と一人会派の弱さを痛感したのだった。

市教委
昼休みに市教委にお邪魔した。一般質問のことで行ったのだが・・・給食の話は勿論、東日本大震災の話や子育ての話ができてよかった。その後、アメリカの教育事情についてもちょっと話が聞けて・・・ちょっぴり幸せな気分になった空父であった。

『一生懸命』幻の学級通信 第162弾! 6中3年4組 1999年12月8日

貴広と直人
昨日の学校帰り。床屋の武志のところで、新しい漫画を読んでいると「チュース!」と顔を出したのが直人。その後ろに貴広もいて・・・「何で先生 こんなところにいるの?」と直人。「こんな所で悪かったな!」と武志。「いえ、そういう意味で言ったんじゃあないんです!あ、先生 先に行ってます!先生んち」と逃げる直人。家に帰ると、早速碁が始まった。1局目は亮と直人。これは亮の60目勝ち。ショックを隠せない直人。2局目は亮たい貴広。これは貴広が完勝。「ということはこの4人の中で俺が一番弱いってこと?」とまたまたショックの直人。「チクショウ、強くなってやる!」燃える直人。変な弟子が突然3人もできてしまった。

智雄と剛
理準のドアをそぉーっと開け・・・「あのう・・」『何だ?』「下痢してもいいですから、大蒜食わせてください」『駄目だよ。まだ漬けてから2日しかたってない。』「それでもいいからお願いしますよ」『・・・・・しょうがねえなあ・・』「う、香ばしい・・」「うっ、香ばしい」うるさい二人。そして暫くして・・・「先生、匂い消すもん何かないっすか?」『馬鹿、そんなもんあるか!』

12月8日
『今日は何の日か知ってるか?』「・・パールハーバー」『よく知ってるなあ・・・今日は10段階の成績が出る日だ!!』ざわめく教室。そして直ぐに静かになる。みんなの緊張が伝わってくる。そう俺も少し緊張している。職員室もいつもと違う雰囲気が漂う。12月8日。運命の日である。

雨とうどん
なんだか寒い。体の芯まで寒い。雨も冷たい。こういう日は熱いうどんに限る。そうは思いませんか。

雨と湯豆腐
なんだか寒い。ぞくぞくする。外は雨。こういう日は湯豆腐に限る。そして熱燗でキューっと一杯。ねえ・・・どう思います。               ともや

* 今から12年前の秋。僕はこんな学級通信を書いていたのである。何が熱燗でキューっとだ!そう怒られてもしょうがないわなあ・・・・。床屋での会話も碁をやったことも・・・すっかり忘れているたかやん先生でありました。はい。

教師を目指す人へのメッセージ36
学校を辞めたいと思っている先生達へのメッセージから

1. 他に本当にやりたいことがありますか?
結婚をするのにもエネルギーがいりますが、別れるのにはもっとエネルギーがいるものです。就職も同じで、新しい仕事をやることは大変ですが、辞めるのにそれ以上のエネルギーが必要です。その理由が「他の仕事をどうしてもやりたい」というプラスものであれば、僕は止めません。そういう理由であれば辞めたことに悔いを残す率も少ないものです。しかし、辞める理由が「今の職場を辞めたい」というマイナスの理由だとなかなか上手くはいきません。何故なら、簡単に上手くいく仕事など、どこを探してもないからです。嫌な管理職、嫌な同僚、嫌な親、そして嫌な生徒達・・・学校を辞める理由はいくらでもあるでしょうが、他の仕事についてもそれはみな同じなのです。“嫌な上司”“嫌な同僚”“嫌な取引先”“嫌な客”“思い通りにならない自然”探せばいくらでも出てきます。世の中はそんなものなのです。学校という社会しか知らない先生達に「社会」の話をしても分からないかも知れませんが・・・・・僕のアドバイスはこうです。
我慢すれば大抵のものは変わります。「嫌な管理職は3年もすればみんないなくなる」「嫌な同僚も3年もすれば異動していく」「嫌な親も嫌な生徒も3年で確実にいなくなる」そう石の上にも三年で、嫌なことは全てなくなります。僕はそのことに気づきませんでした。たった1年でも我慢できなかった。たった1年で病気になると思い込んでいた。そして辞めてしまったのです。だから我慢しなさい。馬鹿の言うことは“馬耳東風”で受け流す。存在そのものを気にしないようにする。子供たちに本気になっても、授業に本気になっても、嫌な奴のことには決して本気にならない。それが僕のアドバイスです。辞めると、4月の入学式のシーズンに涙がでてきます。6月のボーナスの時期には必ず後悔します。世の中は意外と厳しい。学校の先生って、思ったより楽な仕事なんです。馬鹿はどこにでもいます。馬鹿の為に自分の大切な人生を駄目にすることはありません。あなたは、先生になりたくて先生になった。だったら、嫌な奴のために辞めることはない。あなたに給料を払っているのは、嫌な奴ではないのです。あなたは十分な仕事をしている。だから給料を貰える。そう自分を肯定することで、今の心の状態からは抜け出せます。馬耳東風が無理だったら・・・言いたいことを言いましょう。それで飛ばされたって先生ではいられます。飛ばされれば、確実に嫌な奴とはさよならできる。だからどんどん言いたいことを言えばいい。誰もあなたのことをくびにはできない。辞める理由がパワハラだったら、証拠を作って、相手をくびにしてしまえばいい。大事なのは事実です。大事なのは記録です。これはどの世界でも通用します。だから、辞める前にもう一度考えましょう。他にやりたいことがあるのか。今の嫌な気持ちを何とか切り抜ける方法はないのか。石の上にも三年でいけないかどうか・・・。大切なのは、あなたと出会うことを待っている子供たちがいるということです。あなたはその子供たちのために先生になったのです。僕はあの時、そのことを忘れていました。一番大切なことを忘れていたのです。それでも僕には他にやりたいことがありました。その結果今の僕があります。今の人生そのものには後悔はしていません。でも、あの時一番大切なことを忘れていたことは事実です。“僕を待っている子供たちがいる”教師になったときには確かに感じていたことが、嫌なことから逃れたいという気持ちが余りにも強くて、感じられなくなっていたのです。塾での生活も、議員としての充実感も、そして家族とのゆとりのある時間にも、とても満足しています。きっと先生を続けているよりいい生活を送っています。それでもあの時、そのことに気づいていたら・・・そう思うのです。最後にもう一度、「他に本当にやりたいことがありますか」
* この文章は辞めたいと悩んでいる現役の先生向けに書いたものです。教師を目指す人へのメッセージではないのですが・・・1年目で辞めてしまいたい・・最近は、そう思う人も多いようなので敢えて掲載することにしました。確かに僕らの時代にはなかったモンスターペアレントなるものがあちこちに出現し、夏休みにも休むことなく殆ど学校へ行く(昔は違ったんですよ)のが当たり前になってきている今の学校。ストレスは相当なものだと思います。でもね・・・仕事なんてそんなものです。何屋になったって、大変なんですよ。どんなにストレスがあったって、愛する子ども達がいてくれさえすれば学校というところは楽しい所なんです。辞めた人間が言うのもなんですが、僕は最後の学校でも子ども達との関係も保護者との関係も最高でした。まあ、辞めるきっかけは管理職でしたが、辞めて食べていける自信があったから飛び出しただけで・・・今は全く後悔していません。それでも教師を目指す人には伝えたいのです。「逃げるな!」と。子ども達にも親にもぶつかっていって欲しい。そう伝えたいのです。では、嫌な上司がいたらどうするか・・・どうぞ無視してください。さりげなく無視して、そういう人の影響を受けないようにしてください。彼方たちは都や県からお金を貰っているのです。彼らに雇われているわけじゃあありません。記録を取りながら聞き流すのがいい方法です。馬耳東風と言う言葉は彼らの言葉をかわす為にあるのです。前文で書いたように、馬耳東風が無理だったら、徹底的に逆らうのも手ですよ。それも記録を取ってね・・・強いのは事実ですからね。パワハラもセクハラも記録には弱いものです。

今日の写真1
ある日の川掃除風景です。来月はいつにしましょうかねえ・・・。土曜日がいいと言う人と、日曜日がいいという人が・・・うーむ。3日4日10日11日のどれかに決めなくてはいけませんね。

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