8月23日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾!  2011.8.23(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾!  2011.8.23(火)   たかやん

体が重い・・
空と一緒に800mを走った。半分歩くようにして走った。当然、空の方が速かった訳で・・・徐々に追い上げていこうと、思っている空父であった。とほほほほ。

馬喰橋
11時〜12時。馬喰橋付近を視察した。地域の方達の“危険な道路を何とかして欲しい”という願いは強い。そして、僕らはその思いを大事にしなくてはいけない。そう強く感じた空父であった。


午後からは塾。夜の10時過ぎに中学生が終わるまで、ずっと塾。でもね・・・我が家にいながらの仕事なので、家族はみんな一緒にいられる訳で・・・そうNHKの「おひさま」のようにね。

教師を目指す人へのメッセージ37

昨日にひき続き・・学校を辞めたい先生へのメッセージから
2.生活をしていけますか?
定年前に辞めたい。そう思うのは、今の学校での生活がどうしても苦しいのでしょうね。授業がうまくいかなくても、生徒指導がうまくいかなくても、辞めたくなることはあるでしょう。大学を卒業して教師になった人が多いでしょうから、僕のように海外へ行きたくなったり、他の仕事にチャレンジしたい。そう思う人がいたって全然おかしくありません。ただ貴方が学校で得た知識や技術は学校でしか通用しないかも知れない。そう思っていた方がいいでしょう。大学を卒業して直ぐに「先生」と呼ばれてきた僕達は、頭を下げることに慣れていません。まず営業には向いていませんよね。そして自慢できるくらい他の仕事のことは分かりません。ところが学校を一歩外に出た世界は「頭を下げる」ことばかり。偉そうに腕組みなどはしていられないのです。

格好よりも大事なことは生活です。やめる前に、辞めた後の生活設計ができているか、もう一度確かめる必要があります。勢いで外に飛び出しても、外の世界は意外と厳しい。年金受給資格は25年。辞めた後も国民年金を納めないと、年金は需給できません。共済をやめると、国保に入ります。それも毎月払わないといけません。辞めると次の年の所得税は大変です。退職金をごっそり持っていかれます。学校の先生が自分から辞める。失業手当はでません。知ってましたか?今、貯金はありますか?お子さんの学費は?ローンは大丈夫ですか?

生活のために教師を続けていたって、全然恥ずかしくはありません。それどころか立派なことだと思います。学校という世界で燃えられなくなったら、それはそれで割り切って「先生」をやればいいのです。大事なことは「背中で教える」ことです。燃えられなくても、生活のために頑張る姿は子供たちには「格好のいい背中」に見えるでしょう。そして何かの瞬間に、また燃えてくるかも知れません。突然授業に燃えることだってあるでしょう。貴方の努力や魅力を理解できる同僚や上司と巡り合えるかも知れないのです。そして何より素晴らしい子供たちと巡り合えるかも知れない・・・

僕は学校を辞めて、たくさんの人と知り合うことができました。学校の外には魅力のある人たちがたくさんいました。僕は今、その出会いに感謝しています。その代わり、後輩を育てることも、可愛い子供たちと出会うこともなくなりました。学級通信を書くことも、通知表を書くことも、内申書を書くこともなくなりました。どっちもどっちなのです。同じように見える「教師」という仕事にも毎年出会いがあります。それが“縁”です。学校の中でも、学校の外でも“縁”はあるのです。我慢ができない学校でも、来年はいい“縁”がある。そう思うことが大切です。僕はそのことが信じられませんでした。21年間子供たちとの縁は最高でしたが、管理職との縁はそれまでと比べて最低。そのショックに耐えられませんでした。しかし、それも今思えば最高の縁。そのお陰で学校を辞めるエネルギーが出てきたのですから。そして議会で発言するパワーもその時の“怒り”が、今も源になっています。世の中に理不尽なことがある。弱い人たちのために理不尽なことは許さない。「弱い人たちのために理不尽なことと戦う」そう決めて、発言し、そして発信を続けているのです。ですから、今ではその方たちに感謝しています。僕に新しい人生を提供してくれたからです。新しい人生は時間的に「ゆとり」のある人生でした。家族との時間が十分に取れる人生という意味です。生活ができて、新しい人生のほうがゆとりがある。そういう自信があるのなら辞めることを止めません。世の中は不景気・・・なかなか現実は厳しいですが。
*教師を目指す人へのメッセージとしては、どうかなとは思う・・・。でも、僕みたいな「学校大好き人間」が「学校が命」という教師が、学校を辞めてしまいたい・・・そう思うのだから、一応書いておかねばならない。21年間の学校生活は楽しかった。もう一度生まれてきたとしても、間違いなく教師になると思う。それくらい学校は楽しかった。教師という仕事は厳しいが、それだけ楽しい訳で・・・時間がどれだけあっても足りなかった気がする。今も忙しいが、忙しさが物理的に違うのである。まあ、部活をやらなければ・・・その忙しさは半減していただろうが・・・。あの時、この文章を読んでいたら・・・僕は学校に残っていただろう・・・そうも思うのだ。やる気ある先生達に、悩める先生達に、そしてこれから教師になろうとしている若者達に少しでもヒントになれば幸いである。

『一生懸命』幻の学級通信 第170弾! 六中3年4組  1993年12月18日

寂しい会話
『ただいま』「おかえりなさい」『ごはんは?』「食べたよ」『何食べたの?』「マグドナルドのハンバーガー」『ハンバーガー・・・』「うん」『で、とうやんのは無いよね?』「うん、無い」『あっそ。』何もないから酒を飲む父。『雪、何かつまみないかなあ』台所へ行く雪。「何も無いよ」『あっそ・・・』酒を飲む父。『つまむもんないかなあ・・・』「はい!」と、ティッシュを摘み、渡そうとする亮。大笑いの高邑家。寂しくても楽しい我が家。

実験
2時間目は体育の自習だったのだが、担任のあき時間でもあったので理科の実験をすることになった。記録タイマーを使って、色々な運動を調べるのだが・・・「先生。落下の時、台車落としていいんですか?」と剛。『あのねえ・・・、だから、さっき説明しただろう!落としてもいいような物を落とせって・・・消しゴムとか・・・まったく、話を聞いてないんだから・・・お前にテープ付けて、ベランダから落としてもいいぞ』「なるほど・・いっちょうやるか!」と剛。剛に付ける薬はない・・・。

13対11
という訳で、3時間目はサロン・サッカーをやった。2点入れた円。守りの要、めぐみ。スピーディーな浩子、こころ、幸代。テクニシャン恵子。顔面ブロック享子。女の子達も歓声をあげ、走り回り、汗びっしょりになった4組であった。(由美は5点も入れたらしい)

由美と千登世
「あんた昨日あたしの給食食ったでしょう」『食ったよ。久しぶりに超腹いっぱいになったもんねえー。ははははは。』「美味かった?」『美味かった!』暫くして・・・『誰か五並べやる人』「誰かって、二人しかいないじゃん」『てめえ、やらなかったら、あとでどうなるかわかってんだろうなあ』「やります、やります」しかし、この二人の五並べ程酷いものはなく・・・“お前ら、脳みそ空っぽだろう!”と担任に笑われた二人であった。  ともや

* 18年前はちゃんと食事をしてなかったんだなあ・・・。亮が空みたいで可愛いかったんだなあ・・。この会話も全く覚えてない。人の記憶というものはいい加減な訳で・・・それにしても・・・余計なことまで書いていたんだなあと思う。

今日の写真1・2
今日の学級通信に登場した二人、由美と剛です。由美は全国中学の個人で3位。剛は高校で栃木のインターハイ代表・国体選手になりました。二人とも今は立派な社会人になっています。安心してください。

今日の写真3
秋田から送られてきた朝顔の写真です。全国各地から綺麗な写メールが送られてきます。
ちょっぴり幸せが増えたような気がしませんか・・・。

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