8月7日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第218弾!  2011.8.7(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第218弾!  2011.8.7(日)   たかやん

教師を目指す人へのメッセージ26 副担任
僕は二十一年間、ずっと担任をしてきたので副担の仕事をしたことがない。だから副担の気持ちもよく分からない。副担といっても実に色々で、担任のサポートをしてくれる人から邪魔をしてくれる人まで本当に様々だった。一番感動したのは宮下先生が副担になったとき。僕より5年先輩の体育の先生なのだが、あっという間に新学期の事務的なことをやっておいてくれたのだ。新学期の担任は名簿を作ったり、教室の整備をしたり、学級通信を書いたり、それこそ何とかいいスタートを切ろうと必死になる。出席簿、学級保健簿、生徒指導票・・・そういったものを副担が作ってくれたら・・・これはもう万々歳である。宮下先生はそういうことを実にさりげなくやっておいてくれる先生だった。そして学期末の通知表。今はパソコンにデータを打ち込んでというパターンが多いようだが、昔は全部手書き。勿論所見は担任が書くのだが、それ以外のところは全部宮下先生がやっておいてくれるのだから嬉しかった。
僕がいないときにクラスで問題が起きても、「たかやんだったら何ていうかな?」「あたしは知らないわよ。担任はあたしじゃないんだから。」と言って、子ども達と僕との関係を大事にしてくれた。そして女の子達が僕にもいえないことがあると、宮下先生に相談に行っていたらしい。
一方で、事務的なことは何でも副担の仕事にしようとする担任もいる。もともとは担任の仕事なのだから、それはいただけない。担任と副担、お互いを思いやらないといい関係にはならないのだ。どんな人間関係も同じだと思うけど・・・・
僕は一度も副担をしなかった。僕にとってクラスというのは「生きがい」そのものだったから。僕が管理職試験を受けなかった理由は「担任」ができないから。校長になっても
「担任」ができて、「授業」ができて、「部活」ができるというのなら、今頃は校長をやっていたかも知れない。僕は部活人間のように言われていたらしいけれど、それは違う。僕はクラス人間である。テニス部とクラスとどちらを取るといわれたら、間違いなくクラスを取るタイプなのだ。それは通信にも表れている。学級通信「一生懸命」は毎日発行できたが、部通信「ボール行きます!」は年間70号がいいとこだった。学校に自分の「学級」があるということは、学校に自分の「家族」がいるということだ。だから僕は教師という職業を続けられたのだ。
僕には副担という仕事はできない。そういう能力に欠けているのだ。だから担任を持たない学年主任にも教頭や校長にもなれない。そういう意味では実に幸せな教師人生だったと思う。21年間、僕には常に「家族」がいた。そう不思議なことがある。「家族」の名前は忘れないということだ。僕にしてみれば当たり前のことなのだが・・顔も名前もみんな覚えている。何十年経っても忘れない。自分の学生時代の友達は忘れているというのに・・・・担任というのはそれほど子ども達にのめり込んでいくものなのだ。
川遊び
今日は黒目川の川遊び。朝の8時から実行委員のメンバーが集まり、本部の設置に取り掛かった。机や椅子を運び、テントを張り、9時半からの受付に備えた。実行委員のメンバーは五中のOB・OGが7割。あとはひばりヶ丘の駅立ち仲間?である。

250名
今日集まってくれた人達は250名を超えた。天気がよかったこともあるかも知れないが・・・配ったチラシが500部だったことを考えると、もの凄い確率で来てくれたことになる。特に若い夫婦と子ども達というパターンが多く・・・黒目川は大いににぎわったのだった。

会計報告
250名以上集まってくれた今日の「川遊び」だが・・・決算は0円である。みんながボランティアで協力してくれたお陰である。スイカやお弁当は実行委員の自己負担。だから会計報告もない。自己負担額も15000円くらいで、15人で割れば1人1000円なのだ。その15000円であれだけの子ども達が大喜びしてくれたのだから、僕らは大満足な訳で・・・天気にもメンバーにも恵まれた「川遊び」であった。

誕生日
今日はひとみの誕生日。空が「お母さんていくつなの?」って言うから「うーん、32になったんじゃあないかな・・・」と空父。「じゃあ、お父さんはいくつなの?」と空。「いくつに見える?」「32くらいかなあ・・・」「ごめん、もうちょっと大人なんだ・・」「いくつ?」「37歳だよ」「ふーん、そうなんだ」そらに実年齢がばれるのは近い将来だろう・・・。

今日の写真1
今朝の8時半過ぎの本部の様子です。純一以外はみんな五中の卒業生です。純一は五中ではありませんが、純一の奥さんが五中の卒業生なので、純一も卒業生みたいなものなのです。

今日の写真2
10時前から受付は大忙しでした。受付嬢も五中の一期生の真弓ちゃん・・・今日の僕は殆ど何もしなくてもよかったくらいで・・・みんな教え子達が動いてくれました。今までの「川遊び」の中で、最高の川遊びだったと思います。それくらい大人も子どもも楽しんでくれたのです。

今日の写真3
午前中の「手網教室」で早速魚を取って、大喜びの子どもです。こういう笑顔が堪らなくて、おじさんたちは頑張ってしまうのです。いやあ、本当に楽しい川遊びでした。みなさん、本当にありがとうございました!

20110807-1.jpg 20110807-2.jpg 20110807-3.jpg