9月17日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第259弾!  2011.9.17(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第259弾!  2011.9.17(土)   たかやん

校歌
夜中が雨だったので、どうかな・・・と、心配していたのだが・・・。六中の体育祭は無事スタートした。来賓の挨拶と来賓の紹介・・・無くてもいいのになあ・・と、いつも思う。主役は子ども達だからだ。体育祭をやる前にどんな挨拶をしても、主役達は余り聞いていないし、覚えていることもない。早く動きたくて、うずうずしているのだ。だからどうしても時間が長く感じてしまう。それがどんなに上手な挨拶であっても・・・・。そして、やっと校歌の番がやってきた。六中の校歌は世界一(多分)綺麗な校歌だと思うのだが・・・その校歌を久しぶりに大きな声で歌えて、空父は幸せであった。

呼び捨て
午前中はずっと六中にいた。そして沢山の人と会った。五中時代の先輩、六中時代の同僚、二中時代の同僚、六中の卒業生、塾生の親・・・・八石の校長先生・・・。一番面白かったのは、来賓のテントの中での会話。昨日の議会のことが話題になったところで、カサジが登場し・・・僕のホームページが話題になり・・・「え、俺一度も見たことない・・」とカサジ。『笠原って書いてないからね。いつもカサジだよ・・』「カサジなんだ・・」笑うカサジ。「もう、知らないとことで勝手に書かないでよねえ」と川島勝治。『あれ、何か書いたっけ?』「ほら、去年の合同クラス会・・・俺にもイメージがあるんだから・・・」どうやら、教え子がインターネットで検索したら、僕の日記にヒットして・・・それで電話がかかってきたらしい。『よかったじゃない?』笑う川島勝治。僕の21年間の教員生活の中で、最も尊敬する人達の中にカサジも勝治もいる。尊敬しているのに、呼び捨て?そうなのだ。僕の中では本当に尊敬する人はあだ名だったり、呼び捨てだったりのことが多いのだ・・・中村敝一郎もそうだし、甲神嵒もキノッピーもそう。みんなあだ名か呼び捨て・・・。カサジに至っては、こうして書くだけではなく、本人に対しても『ねえ、カサジ・・・』と呼ぶことがある。カサジは5つも先輩だし、嵒や勝治、キノッピーに至っては9つも年上なのにである。
大笑いしたところに登場したのが、金子教育長。昨日の議会で激突した3人が来賓のテントの中でバッタリ・・・学校の実情を語る3人。ここでもまた金子先生の意外な一面を見た気がした、空父であった。

光があります!
午後は五中へ。昼の応援合戦に間に合い・・・採点用紙を渡される。これで3年連続?の採点である。五中の応援団の基礎を作ってきた僕の目は厳しい・・・が、採点はどうしても甘くなってしまう。ま、昔の硬派の応援団とは違うタイプの応援団なのだ。それでも、随所に昔の雰囲気もあり・・紅白の応援団で大活躍した子達のことを思い出した空父であった。五中では信じられないくらいの数の教え子達と遭遇し、最後の最後に子ども達と一緒に五中の校歌を歌い、心が震えてしまった空父であった。

オーラ
五中での時間はあっという間に過ぎていった。五中の校庭には不思議な空気が流れていたのだ。子ども達が出す“気”と先生たちが持っている“オーラ”とが上手く合わさっていた。体育祭を見る時、子ども達を見ている訳だが・・・僕はどうしても先生達に目がいってしまう。そして、(この先生に習いたい!!)と、子どもの様に思ってしまうのだ。五中には、そういう先生がたくさんいた。六中が学力ではかなりの水準になってきたようだが、五中もきっとこれから伸びていくだろう。先生達にあれだけのオーラがあったら・・・子どもたちは、ついていくに決まっているのだ。五中も六中も間違いなく、いい学校になっていく・・・先生達を見て、そう確信した空父であった。

今日の写真1
ここに載せたい写真は山ほどあるのですが・・・いい表情の子どもたちの写真をたくさん撮りましたから・・・。多分、大丈夫だろう・・と、思える写真を掲載します。(駄目だったら、直ぐに言ってくださいね)最初の1枚目はこのTシャツです。どうです?いいでしょう・・・。六中の体育祭にはこのTシャツでなくっちゃ!!保護者にも販売したらどうなのかしらん。そうなったら・・僕も買って着ますね。

今日の写真2
カサジです。五中がスタートした時の3年2組の担任です。僕は4組の担任で・・1組が嵒で、5組が神さんでした。その5組だった金子君とも会えました。あれからもう34年もたっているのですね。15歳の少年たちが49歳・・・カサジの髪の毛も白くなる訳です。でも、笑顔は昔とちっとも変わりません。

今日の写真3
懐かしい・・・昔も塔は作りました。応援団の打ち上げの後、焼き肉屋の駐車場でも作った記憶があります。それくらい練習して、練習して・・完璧な塔を作って・・・塔のてっぺんで「フレーフレー五中!」と叫んだことを思い出します。今日の赤団は残念ながら競技の部でも応援の部でも完敗しました。でもね、よく頑張っていましたよ。一生懸命だった赤団でした。勝負の世界はどっちかが勝って、どっちかが負ける。負けると悔しくて涙がでる。勝つと嬉しくて涙がでる。大事なのは涙がでるくらい練習するということです。そういう君たちを僕らは応援したくなっちゃうんです。五中生・・みんなキラキラしていましたよ。ありがとう、五中生。ありがとう、五中の先生達。来年も行きますね。

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