9月24日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第266弾!  2011.9.24(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第266弾!  2011.9.24(土)   たかやん

運動会
朝の八石小。校庭には先生方が忙しそうに動き回っていた。運動会の興奮とちょっぴりの緊張感が僕にも伝わってきた。僕らも昔はそうだったのだ。体育祭の前の晩から、準備をして学校に泊まって、教育を語りながら飲んで・・・そして、晴れたときの嬉しさといったらなかった。応援団の勝利とクラスの勝利を祈願しながら朝の校庭に飛び出して行ったっけ・・・。

7時50分
PTA役員の集合時間は7時50分。でもお母さん達は忙しいらしく(おべとうがあるものねえ)集合時間に来られたのは数人だけ・・・『すみませーん、東門に立ってきまーす!』と、僕は黄色い旗を持って、東門に向かった。いつもより早く学校に来る子ども達。そして、いつもより元気な子ども達。みんなわくわくしているのだ。

自転車係り
僕の仕事は自転車係り。そう言えば、去年もそうだったなあ・・。お手伝いのお父さん達とプールの前に立った空父であった。

カメラマン
須田市長が到着。広報のお母さんに頼まれ、市長の写真を撮りに行く。今日は兎に角忙しかった。やることが山ほどあったのである。

来賓
「来賓の挨拶」も「来賓の紹介」もいらない。という声がお父さん、お母さん達から沢山届いた。まったく同感である。市長の話までは子ども達も聞いていたが・・・後はヘロヘロになっていた。運動会の主役は子ども達。来賓の挨拶も来賓の紹介も必要ないという意見は当たり前といえば当たり前。僕のいた頃の五中・六中の体育祭では「来賓の挨拶」はあったが、一人一人の紹介などはなかった。来賓の挨拶も短かったしね・・・・。

徒競走
「空大丈夫だった?」とこころ。「何が?」と僕。「徒競走の前に後ろの子に砂かけられて泣いていたよ」「嘘・・・知らなかった。でも、ちゃんと走っていたし、一等だったから・・・いいんじゃない。」と僕。走る前にそんなことがあったとは全く知らず・・・でも、今の時期(セシウムがねえ・・・)砂はまずいよなあ・・「口の中にも入ったんだよ」『げっ!!』そんな空の徒競走だった。

後ろ姿
その後姿を見た時、僕の胸はちょっとドキドキした。空の1年生の時の担任だった好子先生が座っていたのだ。『こんにちは!』「空君、一番でしたね!見てましたよ!」と笑顔の好子先生。いっつも子ども達をちゃんと見てくれていた好子先生。久しぶりに、懐かしい笑顔を見て・・・心が洗われるような気がした空父であった。好子先生と僕は3歳しか違わない。でも、何か自分の先生のような気がしてしまう。それくらい、僕は好子先生の大ファンなのである。

お母さんの顔
体育館でお弁当を食べていると・・・どこかで見たことのある顔が・・・(ああ、五中生のお母さんだ)もう、何十年もたっているのに記憶に残っているのだから面白い。しかも、一度も担任をしたことのない子どものお母さんである。今日の八石小には多分、100人以上の知った顔があった。

玉入れ
何故か保護者と職員種目は玉入れ。「もう一人男性いませんか?」『もう一人ね。ああ、大丈夫です。』東門で警備?をしていた五中の卒業生を発見。『玉入れ、手伝って!』「はい」と、二人で五中から借りてきた玉入れの棒を持つことになった。それがまた痛いのである。頭の上から、ガンガン玉が落ちてくる訳で・・・二人で「痛っ!」「いたいー!」と叫んだのであった。お疲れ様でしたー!!

後片付け
紅白のリレーが終わり、空のいる白組が勝ち・・・運動会は終わった。一緒にサッカーゴールを運び、テントを片付けてくださったお父さん達、ありがとうございました。来年も、力仕事、よろしくお願いします。

原発
今日一日で、いったいどれくらいの人と原発の話をしただろう。みんな関心があるのだ。特に小さい子どものいる親は・・・。嘗ての教え子達に、我々のいる地域がどれくらい危険なのか、福島に対する支援はあれで本当にいいのか。新座市はこれから何をしなくてはいけないのか・・・理科の教師として、一市民として、そして一議員として話をした。みんな本当は「何とかしたい」そう思っているのだ。声を上げたいと思っているのだ。議会やPTAや学校に何とかして欲しい。そう思っているのだ。「原発の事故は収束している」なんて、本気で信じている人はいなかった。「ここは安全だ」「給食は大丈夫だ」そう信じている人もいなかった。ただ、自分ひとりでどうしたらいいかわからないだけなのだ。だから、僕は発信し続けるしかない。「もっと勉強してください」「メディアを信じてはいけません」「政府を信用してはいけません」「だまされてはいけません」「子ども達の将来が、今の僕らの行動にかかっているんです」そう発信し続けるしかないのである。


そして明日
明日は空の水泳大会。辰巳まで行って泳ぐ空。昨日から「記録がでなかったら、どうしよう・・・」と悩んでいる空。でも、僕と違って本番に強い空。きっと明日もいつものように、自己ベストを出してくれるだろう。


『一生懸命』幻の学級通信 第六中学校 3年1組  1996年  から

心のおっぱい
新生児から乳幼児の時に、お母さんの語りかけが不足していると、自閉的になっていく・・・。そんな意味のことが「子育ては言葉の教育から」という本に書いてあった。生まれたばかりの赤ちゃんが、お母さんの声を、ほかの音声や物音と区別している話は有名だけど、なるほどなあ・・・と、思った。赤ちゃんがわかろうと、わかるまいと、語りかけるをすることがもの凄く大切なんだそうだ。おっぱいをやるのと同じくらい。言葉という「心のおっぱい」をやる必要がある。そう本には書いてある。テレビにお守りをさせちゃあいけないよねえ・・・。心のおっぱいかあ・・・うーむ。大人にも必要かも・・・。

今日の写真1
今日撮った写真は125枚。ここに掲載できるものは僅かですが、後でみんなにプレゼントしようとおもっています。僕の写真をみんなに少しでも喜んでもらえたら嬉しい限りです。

ますは今朝の須田市長の笑顔です。僕は市長与党ではありませんし、議会ではいつも衝突しています。それでも須田市長は話が上手いことは間違いありませんし、今日の話もなかなかでした。そして、須田市長は「肖像権」などと野暮なことは決していいません。僕のホームページにどれだけ写真を掲載しても「いいですよ」と言ってくれるのです。器が大きいのでしょうねえ。考え方は180度違うかも知れないけれど、魅力的な人であることは間違いありません。

今日の写真2
今日の運動会は懐かしいラジオ体操でスタートしました。晴れ渡る秋空とラジオ体操。お父さん達から「懐かしいねえ」と声がかかりました。

今日の写真3
今日の運動会はストレッチで終わりました。青空の下でのストレッチ。僕もカメラを撮りながら、一緒にストレッチしました。

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