Diary 2011. 8
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8月21日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第232弾!  2011.8.21(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第232弾!  2011.8.21(日)   たかやん

教師を目指す人へのメッセージ35 笑顔の力
もう直ぐ5月が終わろうとしています。新人の先生達はさぞかし苦労していることでしょう。張り切って担任を持ったはいいが、子ども達は言うことをきかない。授業はうまくできない。どうしても隣のクラスと比べてしまう自分がいる。親にも先輩にも気をつかい、学校から帰ると教材研究。土日も遊びに行かれず、なかなかデートにも行けない。月曜日になるのがちょいと怖い。そんな先生もたくさんいるでしょう。その状態から逃げるにはどうしたらいいのか・・・答えは・・・逃げられない!です。逃げてはいけない!です。それは彼方に与えられた試練だから・・。逃げないでちゃんとした先生にならなきゃ、いつまでも今の状態が続いてしまいます。なあに言うことを聞かない小学生なんて可愛いものです。相手は自分よりでかい中学生じゃあないのです。どうにでもなるのです。かといって、ベテランの先生を真似て怖い顔をして怒鳴ればいい。そんなわけはありません。若い先生には素敵な笑顔が一番の武器なのです。10年ちょっと前までは小学生だったのだから、どんな先生が好きか思い出してごらんなさい。そりゃあやっぱり笑顔の素敵な先生が好きだったでしょう?子ども達が言うことを聞くのはね、好きな先生のいうことが一番なんです。怖い先生のいうことを聞くのは、「怖い」から嫌々聞いているだけなんです。「好き」な先生の言うことは、多少無理なことでも、みんな喜んで聞くものなんです。だから、笑顔が大事なんです。本当に怖い顔をするのは「弱いものいじめ」をしたときです。それ以外はたいしたことじゃあないのだから、本気では怒らない。演技で怒るのはいいけれど、本気では怒らない。怒ってはいけません。子ども達はよく見ています。生徒として悪いことをしたときは、演技で怒ればいい。でも、人として悪いことをしたときは、本気で怒らなくてはいけません。それを間違えると、いつでも本気で怒り、つまらないことで親を呼ぶようになってしまいます。学ぶことの楽しさを教えるのが先生の仕事なのに、嫌でも我慢するのが勉強と言ってしまうのもいけません。勉強は楽しいものです。自分の脳みそを鍛えることがつまらない訳がありません。できないことができるようになることが嫌いな子などいないのです。授業中騒ぐ子は、大抵の子が分からないのです。分からないから、つまらない。周りの子が分かって、自分が分からないから面白くなくて、邪魔をしたくなるのです。自分も分かりたいし、みんなの前で正解を言って誉められたい・・・・それが騒ぐ子達の本質です。もう一つヒントをあげましょう。子ども達に学ぶ楽しさを教えるにはどうしたらいいか・・・それはね。自分が学ぶことです。魅力のある人は必ず今現在何かを学んで成長している人です。そりゃあベテランの授業は上手です。でも、魅力があるかどうかは上手か下手かではないのです。下手糞な授業でも勉強して、努力している授業には魅力があるのです。だから大丈夫、若いあなたたちにも大先輩を超える可能性はあるのです。第一、彼方達には学ぶチャンスがゴロゴロ転がっています。(この先生いいなあ・・・)男でも女でも学校に何人かはそういう先生がいるものです。そういう先生からまず学ぶのです。そういう先生は笑顔が多いはず。そしてその先生の周りの子ども達もまた笑顔のはずです。そういう笑顔の先生をどんどん見て、どんどん盗んで、どんどん自分のものにしてしまう・・・それがこの1年間の学び方です。教師っていうのは職人です。そうやって後輩から尊敬されて、技を盗まれることが嬉しくて堪らない人種なんです。だから、どんどん遠慮なく盗んでくださいね。完成しちゃって、私はもう完璧です!なんて顔した人から学んではいけませんよ。本物ではありませんから。あくまでも現在進行形で伸びている先輩を探しましょう。そして、子ども達と一緒にいるのがたまらなく幸せだー!そんな顔をしている先輩を探してください。
前にも書きましたが、この1年はあなたにとって最初で最後の1年です。僕の最初の教え子はもう49歳になりますが、そのクラスの子達のことは今でもハッキリ覚えています。その時の子ども達との関係が、僕のその後の20年間を決めた、と言っても言い過ぎではありません。苦しかったら弱音を吐いてもいい・・・でも、月曜日になったら、笑顔で学校に登校するんですよ。笑顔の力はあなたが思っている以上に凄いものです。それを信じて頑張ってくださいね。                           たかやん

『一生懸命』幻の学級通信 第145弾! 新座六中3年4組  1993年11月29日

享子
「先生どうしよう  あたしハゲちゃうよ」『大丈夫だよ。どれ、見せてごらん。』「抜けるの。もの凄く抜けるの。」『大丈夫。ハゲない。』「昨日、お父さんの頭見たの。やっぱり禿げてた!」大笑いの4組。

最近気づいたこと
・ 長い時間だらだら勉強するより、短い時間でも集中してやった方が効果があるということ。
・ 掃除、選択、料理、買い物はまとめてやらず、こまめにやった方がいいということ。
・ 灰汁をとるということが、もの凄く大切だということ。
・ 洗濯物を干す時は、奥のほうから干した方がいいらしいということ。
・ 料理も選択も掃除もそれを同時にやるときは、特に手順が大切だということ。
・ 手帳は小さいものに限るということ。
・ 競馬はなかなか当たらないものだということ。
・ 子どもの為に料理は作れるが、自分の為には作れないということ。
・ 目覚まし時計やタイマーが生活には欠かせないということ。
・ 喋りたい相手がいると、英会話のトレーニングは楽しいということ。
・ 自分の体が20代のようには動かなくなってきたということ。
・ 自分には女心というものが理解できないらしいということ。
・ 子どもに勉強させるより、やる気にさせることの方が大切だし、又難しいということ。
・ この学級通信を楽しみにしている人達が何人かいるらしいということ。
・ 麻雀をしているときは、蕎麦が一番だということ。
・ 相手に合わせていると、碁は負けるということ。
・ 早起きすると、一日がスッキリ過ごせるらしいということ。
・ 練習しないと負けるということ。
・ 朝風呂に入ると風邪をひくということ。     ともや

* 今から18年前の学級通信である。39歳の時の僕は・・どうやらクレイマークレイマー(我が家の場合はたかむら、たかむらの父子)だったらしい。笑えるのは今の僕と変わらないところがある(要するに僕が進化していない)ということ。例えば「自分には女心というものが理解できないらしいということ。」などは、相変わらずかも知れない。反対に「競馬や麻雀」はやっていないし(当時も年に1度くらいだったけど)、碁も殆どやっていない。料理は時々作るけれど、洗濯や掃除はやってもらっている。18年前には今の僕の人生は全く想像できないものだった。学校を辞めていることも、ひとみと空と暮らしていることも・・・。人生って、だから面白いのかも知れないなあ・・・。

今日の写真1
上智大の庭球部と北大の庭球部の体育会ペアーです。見るからに体育会という雰囲気がありますよね。このチームがまさか、五中、六中のテニス部OGに完敗するとは普通は考えられませんよねえ・・・。とほほ。ああ情けない男たちなのです。

今日の写真2
イトチンは広尾中学の現役の先生です。その広尾中はイトチンの指導で、体力テストで東京都で1位という実績を持っています。やっぱり指導者なんですねえ・・。「練習はうそをつかない」「毎日の法則」どこかで聞いた言葉を実戦しているイトチンです。学校中の生徒から「イトチーン!」と、呼ばれている体育の先生です。後ろのカズは現役のサッカー選手。あの井原と試合をしたこともあるスーパーお父さんです。

今日の写真3
この方が立教中の名物先生だった西村博文先生。僕を立教120周年(多分)記念公演に引っ張り出した人です。タッカーホールで喋ったことが懐かしいですね。とても70歳を超えているとは思えない気力と体力で周りの人達を驚かせてくれました。松本深志高校から教育大へ行った教養ある体育教師で、実にいろんなことを知っている先生です。僕はたかやんと呼ばれているし、伊藤先生はイトチン、高田先生はヒデチャンと呼ばれていますが・・・この方だけは「西村先生」です。それくらい先生という言葉が似合う人です。

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8月22日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第弾!  2011.8.21(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第233弾!  2011.8.22(月)   たかやん

800m
「明日から、毎朝一緒に走ろう!」と約束したのに、6時の時点で外は雨。傘を差して走ってもいいのだが・・・「明日からにしよう!」ということになった。空はマラソン大会を目指して・・・空父はダイエットを目的として・・・明日から父子ランニングが始まる。

臨時議会
今日は臨時議会。主な議案は議案題48号 平成23年度一般会計補正予算(第3号)の公共施設の耐震診断委託料や震災対策費と議案題51号「ふるさと新座館」の建設工事請負契約の締結についてで・・・僕はどちらの議案も唯一人反対したのだった。補正に関しては賛成できるものが多かったのだが、やはり放射線量の更なる調査や9月から始まる給食の安全性を確かめる為の予算が欲しかった。そして今回の補正には「ふるさと新座館」関連の予算があったから反対したのである。「ふるさと新座館」にしたって、市民の長年の夢だった“小ホール”ができるのだから賛成したっていいのだが・・・・3.11があったこの時期に大型の箱物(約15億)を造る事に市民は賛成できないと思うのだ。普通交付税と臨時財政対策債の交付額が予算(見込み)より15億以上多かったからといって、それをそのまま「ふるさと新座館」に注ぎ込むような予算の使い方はどうかと思うのである。緊急に措置しなければならない事業は他にも沢山あるのだ。今回の補正で漏れた公共施設の耐震診断だってそうだし、全ての公共施設の耐震工事だってそうだ。もっと言えば、保育園の待機児童の問題は全く解決されていないし、学校などに対する予算も少なすぎる訳で・・・保育や教育そしてスポーツにもっと予算を使って欲しい。そう思って反対した語る会なのである。

1対24
と、いう訳で・・・今回も2つの議案に関して1対24で轟沈した。補正予算に対して共産党の笠原議員(カサジ)が放射線量計の話をしていたので、僕もその続きで「放射線量計」や「内部被爆」の質問をしたのだが・・・(9月から給食が始まってしまうから・・・。)僕の質問には「補正予算に書いてないことは質問できない!」とクレームが付きアウト・・・(何でカサジはよくて俺だと駄目なの?)と一人会派の弱さを痛感したのだった。

市教委
昼休みに市教委にお邪魔した。一般質問のことで行ったのだが・・・給食の話は勿論、東日本大震災の話や子育ての話ができてよかった。その後、アメリカの教育事情についてもちょっと話が聞けて・・・ちょっぴり幸せな気分になった空父であった。

『一生懸命』幻の学級通信 第162弾! 6中3年4組 1999年12月8日

貴広と直人
昨日の学校帰り。床屋の武志のところで、新しい漫画を読んでいると「チュース!」と顔を出したのが直人。その後ろに貴広もいて・・・「何で先生 こんなところにいるの?」と直人。「こんな所で悪かったな!」と武志。「いえ、そういう意味で言ったんじゃあないんです!あ、先生 先に行ってます!先生んち」と逃げる直人。家に帰ると、早速碁が始まった。1局目は亮と直人。これは亮の60目勝ち。ショックを隠せない直人。2局目は亮たい貴広。これは貴広が完勝。「ということはこの4人の中で俺が一番弱いってこと?」とまたまたショックの直人。「チクショウ、強くなってやる!」燃える直人。変な弟子が突然3人もできてしまった。

智雄と剛
理準のドアをそぉーっと開け・・・「あのう・・」『何だ?』「下痢してもいいですから、大蒜食わせてください」『駄目だよ。まだ漬けてから2日しかたってない。』「それでもいいからお願いしますよ」『・・・・・しょうがねえなあ・・』「う、香ばしい・・」「うっ、香ばしい」うるさい二人。そして暫くして・・・「先生、匂い消すもん何かないっすか?」『馬鹿、そんなもんあるか!』

12月8日
『今日は何の日か知ってるか?』「・・パールハーバー」『よく知ってるなあ・・・今日は10段階の成績が出る日だ!!』ざわめく教室。そして直ぐに静かになる。みんなの緊張が伝わってくる。そう俺も少し緊張している。職員室もいつもと違う雰囲気が漂う。12月8日。運命の日である。

雨とうどん
なんだか寒い。体の芯まで寒い。雨も冷たい。こういう日は熱いうどんに限る。そうは思いませんか。

雨と湯豆腐
なんだか寒い。ぞくぞくする。外は雨。こういう日は湯豆腐に限る。そして熱燗でキューっと一杯。ねえ・・・どう思います。               ともや

* 今から12年前の秋。僕はこんな学級通信を書いていたのである。何が熱燗でキューっとだ!そう怒られてもしょうがないわなあ・・・・。床屋での会話も碁をやったことも・・・すっかり忘れているたかやん先生でありました。はい。

教師を目指す人へのメッセージ36
学校を辞めたいと思っている先生達へのメッセージから

1. 他に本当にやりたいことがありますか?
結婚をするのにもエネルギーがいりますが、別れるのにはもっとエネルギーがいるものです。就職も同じで、新しい仕事をやることは大変ですが、辞めるのにそれ以上のエネルギーが必要です。その理由が「他の仕事をどうしてもやりたい」というプラスものであれば、僕は止めません。そういう理由であれば辞めたことに悔いを残す率も少ないものです。しかし、辞める理由が「今の職場を辞めたい」というマイナスの理由だとなかなか上手くはいきません。何故なら、簡単に上手くいく仕事など、どこを探してもないからです。嫌な管理職、嫌な同僚、嫌な親、そして嫌な生徒達・・・学校を辞める理由はいくらでもあるでしょうが、他の仕事についてもそれはみな同じなのです。“嫌な上司”“嫌な同僚”“嫌な取引先”“嫌な客”“思い通りにならない自然”探せばいくらでも出てきます。世の中はそんなものなのです。学校という社会しか知らない先生達に「社会」の話をしても分からないかも知れませんが・・・・・僕のアドバイスはこうです。
我慢すれば大抵のものは変わります。「嫌な管理職は3年もすればみんないなくなる」「嫌な同僚も3年もすれば異動していく」「嫌な親も嫌な生徒も3年で確実にいなくなる」そう石の上にも三年で、嫌なことは全てなくなります。僕はそのことに気づきませんでした。たった1年でも我慢できなかった。たった1年で病気になると思い込んでいた。そして辞めてしまったのです。だから我慢しなさい。馬鹿の言うことは“馬耳東風”で受け流す。存在そのものを気にしないようにする。子供たちに本気になっても、授業に本気になっても、嫌な奴のことには決して本気にならない。それが僕のアドバイスです。辞めると、4月の入学式のシーズンに涙がでてきます。6月のボーナスの時期には必ず後悔します。世の中は意外と厳しい。学校の先生って、思ったより楽な仕事なんです。馬鹿はどこにでもいます。馬鹿の為に自分の大切な人生を駄目にすることはありません。あなたは、先生になりたくて先生になった。だったら、嫌な奴のために辞めることはない。あなたに給料を払っているのは、嫌な奴ではないのです。あなたは十分な仕事をしている。だから給料を貰える。そう自分を肯定することで、今の心の状態からは抜け出せます。馬耳東風が無理だったら・・・言いたいことを言いましょう。それで飛ばされたって先生ではいられます。飛ばされれば、確実に嫌な奴とはさよならできる。だからどんどん言いたいことを言えばいい。誰もあなたのことをくびにはできない。辞める理由がパワハラだったら、証拠を作って、相手をくびにしてしまえばいい。大事なのは事実です。大事なのは記録です。これはどの世界でも通用します。だから、辞める前にもう一度考えましょう。他にやりたいことがあるのか。今の嫌な気持ちを何とか切り抜ける方法はないのか。石の上にも三年でいけないかどうか・・・。大切なのは、あなたと出会うことを待っている子供たちがいるということです。あなたはその子供たちのために先生になったのです。僕はあの時、そのことを忘れていました。一番大切なことを忘れていたのです。それでも僕には他にやりたいことがありました。その結果今の僕があります。今の人生そのものには後悔はしていません。でも、あの時一番大切なことを忘れていたことは事実です。“僕を待っている子供たちがいる”教師になったときには確かに感じていたことが、嫌なことから逃れたいという気持ちが余りにも強くて、感じられなくなっていたのです。塾での生活も、議員としての充実感も、そして家族とのゆとりのある時間にも、とても満足しています。きっと先生を続けているよりいい生活を送っています。それでもあの時、そのことに気づいていたら・・・そう思うのです。最後にもう一度、「他に本当にやりたいことがありますか」
* この文章は辞めたいと悩んでいる現役の先生向けに書いたものです。教師を目指す人へのメッセージではないのですが・・・1年目で辞めてしまいたい・・最近は、そう思う人も多いようなので敢えて掲載することにしました。確かに僕らの時代にはなかったモンスターペアレントなるものがあちこちに出現し、夏休みにも休むことなく殆ど学校へ行く(昔は違ったんですよ)のが当たり前になってきている今の学校。ストレスは相当なものだと思います。でもね・・・仕事なんてそんなものです。何屋になったって、大変なんですよ。どんなにストレスがあったって、愛する子ども達がいてくれさえすれば学校というところは楽しい所なんです。辞めた人間が言うのもなんですが、僕は最後の学校でも子ども達との関係も保護者との関係も最高でした。まあ、辞めるきっかけは管理職でしたが、辞めて食べていける自信があったから飛び出しただけで・・・今は全く後悔していません。それでも教師を目指す人には伝えたいのです。「逃げるな!」と。子ども達にも親にもぶつかっていって欲しい。そう伝えたいのです。では、嫌な上司がいたらどうするか・・・どうぞ無視してください。さりげなく無視して、そういう人の影響を受けないようにしてください。彼方たちは都や県からお金を貰っているのです。彼らに雇われているわけじゃあありません。記録を取りながら聞き流すのがいい方法です。馬耳東風と言う言葉は彼らの言葉をかわす為にあるのです。前文で書いたように、馬耳東風が無理だったら、徹底的に逆らうのも手ですよ。それも記録を取ってね・・・強いのは事実ですからね。パワハラもセクハラも記録には弱いものです。

今日の写真1
ある日の川掃除風景です。来月はいつにしましょうかねえ・・・。土曜日がいいと言う人と、日曜日がいいという人が・・・うーむ。3日4日10日11日のどれかに決めなくてはいけませんね。

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8月23日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾!  2011.8.23(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾!  2011.8.23(火)   たかやん

体が重い・・
空と一緒に800mを走った。半分歩くようにして走った。当然、空の方が速かった訳で・・・徐々に追い上げていこうと、思っている空父であった。とほほほほ。

馬喰橋
11時〜12時。馬喰橋付近を視察した。地域の方達の“危険な道路を何とかして欲しい”という願いは強い。そして、僕らはその思いを大事にしなくてはいけない。そう強く感じた空父であった。


午後からは塾。夜の10時過ぎに中学生が終わるまで、ずっと塾。でもね・・・我が家にいながらの仕事なので、家族はみんな一緒にいられる訳で・・・そうNHKの「おひさま」のようにね。

教師を目指す人へのメッセージ37

昨日にひき続き・・学校を辞めたい先生へのメッセージから
2.生活をしていけますか?
定年前に辞めたい。そう思うのは、今の学校での生活がどうしても苦しいのでしょうね。授業がうまくいかなくても、生徒指導がうまくいかなくても、辞めたくなることはあるでしょう。大学を卒業して教師になった人が多いでしょうから、僕のように海外へ行きたくなったり、他の仕事にチャレンジしたい。そう思う人がいたって全然おかしくありません。ただ貴方が学校で得た知識や技術は学校でしか通用しないかも知れない。そう思っていた方がいいでしょう。大学を卒業して直ぐに「先生」と呼ばれてきた僕達は、頭を下げることに慣れていません。まず営業には向いていませんよね。そして自慢できるくらい他の仕事のことは分かりません。ところが学校を一歩外に出た世界は「頭を下げる」ことばかり。偉そうに腕組みなどはしていられないのです。

格好よりも大事なことは生活です。やめる前に、辞めた後の生活設計ができているか、もう一度確かめる必要があります。勢いで外に飛び出しても、外の世界は意外と厳しい。年金受給資格は25年。辞めた後も国民年金を納めないと、年金は需給できません。共済をやめると、国保に入ります。それも毎月払わないといけません。辞めると次の年の所得税は大変です。退職金をごっそり持っていかれます。学校の先生が自分から辞める。失業手当はでません。知ってましたか?今、貯金はありますか?お子さんの学費は?ローンは大丈夫ですか?

生活のために教師を続けていたって、全然恥ずかしくはありません。それどころか立派なことだと思います。学校という世界で燃えられなくなったら、それはそれで割り切って「先生」をやればいいのです。大事なことは「背中で教える」ことです。燃えられなくても、生活のために頑張る姿は子供たちには「格好のいい背中」に見えるでしょう。そして何かの瞬間に、また燃えてくるかも知れません。突然授業に燃えることだってあるでしょう。貴方の努力や魅力を理解できる同僚や上司と巡り合えるかも知れないのです。そして何より素晴らしい子供たちと巡り合えるかも知れない・・・

僕は学校を辞めて、たくさんの人と知り合うことができました。学校の外には魅力のある人たちがたくさんいました。僕は今、その出会いに感謝しています。その代わり、後輩を育てることも、可愛い子供たちと出会うこともなくなりました。学級通信を書くことも、通知表を書くことも、内申書を書くこともなくなりました。どっちもどっちなのです。同じように見える「教師」という仕事にも毎年出会いがあります。それが“縁”です。学校の中でも、学校の外でも“縁”はあるのです。我慢ができない学校でも、来年はいい“縁”がある。そう思うことが大切です。僕はそのことが信じられませんでした。21年間子供たちとの縁は最高でしたが、管理職との縁はそれまでと比べて最低。そのショックに耐えられませんでした。しかし、それも今思えば最高の縁。そのお陰で学校を辞めるエネルギーが出てきたのですから。そして議会で発言するパワーもその時の“怒り”が、今も源になっています。世の中に理不尽なことがある。弱い人たちのために理不尽なことは許さない。「弱い人たちのために理不尽なことと戦う」そう決めて、発言し、そして発信を続けているのです。ですから、今ではその方たちに感謝しています。僕に新しい人生を提供してくれたからです。新しい人生は時間的に「ゆとり」のある人生でした。家族との時間が十分に取れる人生という意味です。生活ができて、新しい人生のほうがゆとりがある。そういう自信があるのなら辞めることを止めません。世の中は不景気・・・なかなか現実は厳しいですが。
*教師を目指す人へのメッセージとしては、どうかなとは思う・・・。でも、僕みたいな「学校大好き人間」が「学校が命」という教師が、学校を辞めてしまいたい・・・そう思うのだから、一応書いておかねばならない。21年間の学校生活は楽しかった。もう一度生まれてきたとしても、間違いなく教師になると思う。それくらい学校は楽しかった。教師という仕事は厳しいが、それだけ楽しい訳で・・・時間がどれだけあっても足りなかった気がする。今も忙しいが、忙しさが物理的に違うのである。まあ、部活をやらなければ・・・その忙しさは半減していただろうが・・・。あの時、この文章を読んでいたら・・・僕は学校に残っていただろう・・・そうも思うのだ。やる気ある先生達に、悩める先生達に、そしてこれから教師になろうとしている若者達に少しでもヒントになれば幸いである。

『一生懸命』幻の学級通信 第170弾! 六中3年4組  1993年12月18日

寂しい会話
『ただいま』「おかえりなさい」『ごはんは?』「食べたよ」『何食べたの?』「マグドナルドのハンバーガー」『ハンバーガー・・・』「うん」『で、とうやんのは無いよね?』「うん、無い」『あっそ。』何もないから酒を飲む父。『雪、何かつまみないかなあ』台所へ行く雪。「何も無いよ」『あっそ・・・』酒を飲む父。『つまむもんないかなあ・・・』「はい!」と、ティッシュを摘み、渡そうとする亮。大笑いの高邑家。寂しくても楽しい我が家。

実験
2時間目は体育の自習だったのだが、担任のあき時間でもあったので理科の実験をすることになった。記録タイマーを使って、色々な運動を調べるのだが・・・「先生。落下の時、台車落としていいんですか?」と剛。『あのねえ・・・、だから、さっき説明しただろう!落としてもいいような物を落とせって・・・消しゴムとか・・・まったく、話を聞いてないんだから・・・お前にテープ付けて、ベランダから落としてもいいぞ』「なるほど・・いっちょうやるか!」と剛。剛に付ける薬はない・・・。

13対11
という訳で、3時間目はサロン・サッカーをやった。2点入れた円。守りの要、めぐみ。スピーディーな浩子、こころ、幸代。テクニシャン恵子。顔面ブロック享子。女の子達も歓声をあげ、走り回り、汗びっしょりになった4組であった。(由美は5点も入れたらしい)

由美と千登世
「あんた昨日あたしの給食食ったでしょう」『食ったよ。久しぶりに超腹いっぱいになったもんねえー。ははははは。』「美味かった?」『美味かった!』暫くして・・・『誰か五並べやる人』「誰かって、二人しかいないじゃん」『てめえ、やらなかったら、あとでどうなるかわかってんだろうなあ』「やります、やります」しかし、この二人の五並べ程酷いものはなく・・・“お前ら、脳みそ空っぽだろう!”と担任に笑われた二人であった。  ともや

* 18年前はちゃんと食事をしてなかったんだなあ・・・。亮が空みたいで可愛いかったんだなあ・・。この会話も全く覚えてない。人の記憶というものはいい加減な訳で・・・それにしても・・・余計なことまで書いていたんだなあと思う。

今日の写真1・2
今日の学級通信に登場した二人、由美と剛です。由美は全国中学の個人で3位。剛は高校で栃木のインターハイ代表・国体選手になりました。二人とも今は立派な社会人になっています。安心してください。

今日の写真3
秋田から送られてきた朝顔の写真です。全国各地から綺麗な写メールが送られてきます。
ちょっぴり幸せが増えたような気がしませんか・・・。

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8月24日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第235弾!  2011.8.24(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第235弾!  2011.8.24(水)   たかやん

卒業アルバム
五中の10期生の卒業アルバムで盛り上がる。「たかやん、よく覚えてるねえ〜」『まあね』「俺は可愛い子しか覚えてない。あはははは」と安孝。今日は月に一度の安孝との練習日で・・・・7試合もやって、ヘトヘトの3人であった。後の一人はどうしたかって?こころはテニスの後バレーボール。どういう体力しているのだろう・・・みんな、暑い中の4時間のテニスで倒れそうだったのに・・・・。

サンタ
空が「どうしても犬を飼いたい」という。「でも空には犬アレルギーがあるのよ」とママ。「犬は高いらしいぞ・・・犬の前に洗濯機買わないと・・・」『じゃあ、いいよ。サンタさんに頼むから・・・』と空。サンタの財布もお父さんの財布も同じだということがわかってないらしい。「トイプードルがいいよ。毛が抜けなくて・・・」と安孝。我が家に犬が来る日が近づいている・・・大変だあ・・・。

『一生懸命』幻の学級通信第123弾! 六中3年4組  1993年から

千恵
新しい靴が可愛い。『名前書いておくんだぞ』「うん」『3の4高邑って書いとけば盗まれないぞ』笑う千恵。上履き隠し・・・低脳なやつはいつの時代にもいるものだ。

マングース
颯爽と秋の風を突っ切って、走った。はじめは冷たく感じた風が、堀ノ内病院の坂を登るあたりから感じられなくなった。坂を登りきったら、もう汗だくだ。俺は今、半袖でこれを書いている。

三者面談
一番喋りまくったのが、享子のマミリアン。享子は勿論、俺も殆ど喋れないほどの勢いでポンポンポンポン次から次へ言葉が飛び出してきた。俺は(頭がいいんだなあこの人。。)と感心しながら聴いていた。

次は千登世。俺は三者面談であれほど自己主張をした生徒を見たことがない。お母さんも俺もただただ聞いていただけだった。喋りたいだけ喋って・・・さっさと帰ってゆく千登世であった。

いい汗
昨日はもうどうしようもなく忙しい一日だったが、校長のキノッピーと養護のなるみと3人でテニスをやった。「バックが上手く打てないんだ」というキノッピーだが、なかなかどうしていいフォームで打つのである。フットワークなどはテニス部顔負けで・・・コマコマとよく動く・・・『いやあ、足の回転が速いなあ・・・』「足が短いだけだよ・・・」『・・・・』
なるみは元気がいい。六中一若いからかも知れないが、兎に角元気がいい。「よーし」「それー」「取れるー」打つ時は必ず声を出す。つられて俺もキノッピーも走り回り(キノッピーは2回もこけた。)気がついたら汗びっしょりになっていた。

インディアン嘘つかない
「とうやん、どこ行くの?」『おう、ちょっとな』「直ぐ帰って来る?」『おう12分で帰ってくる』「本当?」『インディアン嘘つかない』「とうやん、インディアンじゃないじゃない」『ばれたか』「ばれてるよ」大笑いの高邑家。昨夜の10時頃のお話。12分後・・・『ただいま!』「お帰り」『インディアン嘘つかない』

今日の写真1
関東中学の表彰式の写真です。場所は池袋の立教中学。新人戦のベスト4の半分が5中でした。この中に安孝、エイト、英ちゃん、コスの4人がいます。4人とも1年1組だったのだから凄いですよねえ・・・。

今日の写真2
その1年1組の亜希子と和子です。何年か前、結婚しました!と連絡がきました。もうこの子達も40歳になります。結婚して、子どもがいておかしくない年齢です。僕が40歳の時は、雪はもう中学3年生でしたから・・・・
                                                                                                            

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8月25日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第236弾!  2011.8.25(木)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第236弾!  2011.8.25(木)   たかやん

800m
今日は空が友達の試合の応援に行ったので・・・一人で800m走ってみた。一度も歩かず、ゆっくりとしたペースで走った。無理をして、気胸が再発したら元も子もないし・・・かといって、ゆっくり過ぎると空の練習相手にはならないので、ストップウォッチ片手にペースを考えて走ってみた。毎日1キロをダッシュのようなスピードで走っていた5中時代、毎日3キロを12分ペースで走っていた6中時代・・・・を、少しだけ思い出した空父であった。明日はもっと速く走れそうな気がしている自分が嬉しい。

『一生懸命』幻の学級通信 6中3年4組   1993年から

サッカー
土曜の昼、3組とサッカーをやった。大きなコートでボール1個でオフサイドありで正式にやった。2−2までは頑張った。そこへ現れた女が一人。「ゴールキーパー任せて!」『駄目だよ。マジでやってんだから・・・』「大丈夫、絶対平気!任せて!」寛之が心配そうに俺の方を見る。『やらせてやれ』1分30秒後、2−3になっていた・・・・テニスとサッカーは違うのだ。俺たちは飯も食わずに1時間、グランドを駆け回った。2−6で前半が終わった。後半は次の土曜日の予定である。

ブルマー
新聞によると、アメリカの女性解放運動のリーダーだったブルマーという女の人が考えたユニフォームらしい。
『こころ、ブルマ、半袖、持って来ただろうな』「ちゃーん!」いきなり、目の前でスカートを持ち上げるこころ。危ねえ・・・鼻血が・・
今日もこころと剛のチームは半袖・短パンで掃除。お疲れさん!「先生!あたしたち、ずっと真面目にやってたよ」と美由紀。『わかってるよ!』今日の1Fフロアーの掃除当番は本当によくやっていた。雑巾がけが完璧だった。


「水田はダムである」という人が居る。正しい。日本の貯水能力は森林444トン。水田81億トン、畑14トン、原野0.4億トン、雑草放牧地0,2トン・・・で、ざっと540トン。これに相当するダム建設費は650兆円。ダムの耐用年数を80年として、1年当たり8兆1250億円。これに利子とかも加えたら年に10兆円あっても足りない。貯水能力の15%は水田だとして、水田は年に黙って1兆5000億くらいの仕事はしていることになる。

   子の寝顔

子等は可愛く 子等は可哀し   我が手にまつわり 我が膝にたわむれ

奇妙なる質問をし 我が答え聞くまでやまず

子等は愛すべし 我が生命の延長にして 我が過去の再現なりせば
子等はいぢらしきかな   この世にたのむは

わが力のみにして われをしたう一筋の心ゆえに

子等は頼もしきかな  わがなし得ざる望み あまたもつ

唯一のわが分身なりせば

子等は眠りぬ  つくづくと その寝顔の愛らしきかな  (高邑 新太郎)

夜中の2時頃、亮の寝顔を見ていたら、父さんのこの詩を思い出した。亮の顔の直ぐ隣にはモモ(黒猫)がまるで兄弟のように寄り添って寝ている・・・・・・。

昭和37年度 学校生活の記録   新宿区立西戸山小学校 3年4組
児童名 高邑 朋矢  3学期 国語3 社会4 算数3 理科3 音楽4 図工3 体育3 行動の記録 同情心A 情緒の安定A 所見「明朗で実に楽天的」「忘れ物が多い」
担任 向後美佐子

所見が2行とは・・・昔は先生も親も呑気だったんだなあ・・・俺も今学期やってみるかな、2行所見。

* 父さんはこの詩を30代で書いている。俺はとてもかなわない・・・・。2行所見の向後先生も凄い。教科の評価はともかくとして、行動の記録と所見ではずばり僕の本質を書いている。先生の目は正しかったのだ。

今日の写真1
例のサッカーに乱入した女というのがこの子です。僕の前でスカートをまくってみせたのもこの子。名前をこころといいます。高校時代は家出して、我が家に居候した時もありました。僕も家が無くなったある時期、こころの家に亮と二人で居候していました。こころのお父さん至君とは大親友なんです。お母さんのヒロミさんは本当のお姉さんみたいな存在で・・・そのこころも今は3人の男の子のお母さん。そして、こういう細かいことをするのが得意な女性になりました。テニスは埼玉県で1位になったことも(お姉ちゃんの茜とのダブルス)あります。バレーボールもやる、疲れ知らずのスーパーお母さん、こころです。

今日の写真2
今日の八石小学校東門です。東門がこんな感じになりました。もう少し削ればいいのに!という人も多いようですが、前に比べたら視界はかなり広くなりました。兎に角、子ども達の安全が一番ですから・・・ほっとしました。

今日の写真3
今日の道場の様子です。巨大な建造物ができそうですね。何で小学校が二つ(中学校が3つ近所にある)もあるこの場所にパチンコ屋なの?通学する子ども達は大丈夫なの?道場に大型パチンコ店!心配する人達は沢山います。確かに似合いませんよねえ・・・この場所に大型パチンコ店。できることなら勘弁して欲しい。でも・・・地域の人がどんなに騒いでも、法律的には問題なし・・・だったら、せめて子ども達の安全と健康に関する申し入れだけでもしなくっちゃ・・・僕らはそう考えています。しょうがないから、何もしないで黙っている・・・そういう手もあるでしょうが、未来ある子ども達の為に、大人はベストを尽くすべきだ。そう思いますので・・・。

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8月26日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第237弾!  2011.8.26(金)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第237弾!  2011.8.26(金)   たかやん

ギリギリ
今回の通告はギリギリだった。メールで送らないと間に合わない状態で色々とやっていたのだが・・・最後にきて、保存と添付に手間取り・・・11時55分の提出になってしまったのだ。議会事務局には行ってないし、何番目かもわからない・・・。今回の通告は次の通り。

9月議会の通告1
1. 市の非正規雇用職員の待遇を改善すべきだと考えます。時給を上げることや、単年度契約ではなく、複数年契約をすることで市民に対する仕事の質を上げていくことが大事ではないでしょうか。
(資料要求 現在採用されている新座市の正規職員と非正規雇用職員の割合とそれぞれの平均年収がわかるもの。雇用年数別の非正規雇用職員数。)
* 実は新座市役所には足りないものがある。それは笑顔・・・。時々、見かけることはあるのだが・・どうみても少ないと感じているのは僕だけではないだろう。仕事の中身や給料に満足していれば、働くことは楽しいことだから、もっと笑顔があちこちにあってよさそうなものである。財政健全化計画で人件費をどんどん削ったつけが、ここにきて、浮き出てしまったような気がする。世の中でも派遣社員が増え、非正規雇用の社員が増えている。民間の会社の目的が「利益」だと、そうなってしまうのはわからないでもない。大会社といわれる会社程、消費税に対する節税対策で非正規雇用を多くしている今日この頃・・・。本当の大会社はその会社で働く社員を大事にするものなんじゃあないのか・・。本当の大会社は日本から逃げていくことはしないだろう・・・。そんなことを考えているのである。兎に角、非正規雇用の職員の契約を単年度から複数年度にするだけならお金はかからない。時給を少しずつ上げたとしても、それ程大きな金額にはならない。15億もする箱物や50億以上かかる道路にはお金を出せて、市役所で市民の為に働く職員にはけちる。そんな「財政難」はおかしいと思うのである。

800m
今日の午後は高校1年生の数学と英語に燃えた。2時間みっちり勉強した後は、みんなで黒目川へ行ってランニング。ゲリラ豪雨の合間を縫ってのランニング。彼女達は陸上部・・・それがまた速いのなんのって・・・彼女達の4割と僕の10割・・・それでも完敗するほどの速さだった。彼女達を追いかけていたら、昨日より40秒以上速く走った空父であった。彼女達は体脂肪率が10%近いというのだから凄い訳で・・・17%の僕としては、まず15%を切れるようにトレーニングしていきたいと思っている。体重も60キロ台にしないとね・・。

『一生懸命』幻の学級通信 六中3年4組 1993年から

ガッツポーズ
日曜日、久々に安孝と試合をやった。40オヤジが全日本クラスにどのくらい通用するか・・・相手は二日酔い、俺は昼間からビールを飲んでの戦いだったが・・・俺は久々に燃えた。安孝とはもう200試合以上戦っていると思うのだが、その中でもベスト3に入るような集中した戦いだったと思う。1−0、1−1、1−2、1−3、1−4、2−4、2−5、3−5、4−5・・・ともつれた試合の中で、俺は何度もガッツポーズを出した。自分に言い聞かせるように「よし!」と小さく叫んだ。結局7度目のマッチポイントでサービスゲームを落とし4−6で負けるのだが・・ここ何年間で最高の試合だったと思う。そして・・・

今日久しぶりに哲也に会った。「合格しました」『どこだ?』「城北です」『やったなあ!!』俺は思わず哲也に抱きついていた。哲也は苦しんでいた。「試験になるとあがるんです」『大丈夫、俺のジンクスを全部お前にやるから・・・』俺は毎晩、お風呂の中で『哲也、城北合格』と100回唱えていた。二人で100回ずつ唱えればいけると思っていた・・・。そして哲也は合格した。哲也は実力を出した。嬉しかった。哲也が職員室から出て行く時、俺は『よっしゃーっ!』と叫んで、ガッツポーズをしていた。

今日の写真1
今から52年前、新宿の西戸山青空保育園のお遊戯会?で「終わりの言葉」を言おうとしている5歳の僕です。前の晩から何度も練習して覚えていた言葉を全て忘れ・・・目の前が真っ白になった記憶があります。それ以来、人前で話をするのは大の苦手になり・・・・未だに・・・ねえ、人前で話すのは苦手で・・・シャイな空父なのです。おおほほほほ。

今日の写真2
この写真も大好きな1枚ですね。この中に娘の古都がいます。どれだかわかりますか?奥から朋子、弘子、古都、委員長です。この子達のクラス、1年2組から「一生懸命」が毎日発行になりました。六中の赤ジャージの学年です。古都は岡山でお好み焼き屋さんをやっています。会いたいです。                     たかやん

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8月27日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第238弾!  2011.8.27(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第238弾!  2011.8.27(土)   たかやん

総裁選
何をやっているんだか・・・僕らはとっくに民主党に絶望している。それなのに、政権にしがみついて総裁選びをしているのだから困ったものだ。震災や原発事故への対応があるというのは、それだけの仕事をしてきた政党がいう台詞で・・・。今の民主党には震災対応や原発対応を理由にする資格がない。東北の復興を口実に政権にしがみついて、原発を推進し、消費税を上げ、TPPを推進されちゃあたまったものじゃあない。小沢一郎が総理をやるというのなら、一度やらせてみたい!!と、思う人は結構いると思うが・・・。

通告2
馬喰橋から県道に抜ける抜け道(野寺1丁目と道場2丁目の境)が非常に危険な状態になっています。坂道である為に車が県道の歩道に乗り上げて止まることが多いからです。車と自転車、車と歩行者の接触事故が増えています。この道路を事業者以外の車両は通行禁止の歩行者用道路にするか、一方通行にするように県警に働きかけてはどうでしょうか。
(資料要求 該当する道路の地図)

* 馬喰橋から県道に向う道路には残念ながら歩道がない。地域の人が黒目川の遊歩道を利用した抜け道を作るように希望したので、一般質問し・・・「整備します」という回答を得たのだが・・・その道路に近い住民の方達からは反対の声が上がっている。どちらも一理あるのだが、抜け道そのものを車が通れなくすれば問題は解決する訳で・・・兎に角、危険な状態を直ぐにでも何とかしたい。そう思っているのである。

福島第一原発から放出されたセシウム137は広島に落とされた原爆のおよそ168個分であることが新聞で報道されました。セシウム137は食品や土壌に対し、深刻な汚染を引き起こします。子ども達の内部被爆が心配です。特に学校給食には注意を払わなくてはいけませんが、放射線の内部被曝に対する対策をお聞きします。
(資料要求 給食の各素材の原産地がわかるもの)

* 今朝の新聞であのチェルノブイリから1300キロ離れたトルコのある村で、事故の翌年生まれた子供17人全員が白血病で亡くなったという話が掲載されていて背筋が凍った。福島原発の事故は他人事ではないのである。特に子ども達の影響が心配でならない。取り越し苦労でよかった・・・・そう思えるくらい、大人は子ども達に気を使う必要があるのではないだろうか。

『一生懸命』幻の学級通信 六中 3年4組 1994年から
最後に一言
ホント、4組でよかった。ホントホントよかった。4組も大好きだし、たかやんも大好き。大好きだから卒業したくない。高校も行きたくない。もう一年、3年生がやりたい。やり直したい。たかやん、お願いだからダブらせて!1(享子)

理準でべそをかいた享子を思い出します。底抜けに明るくて、もの凄く優しくて、ちょっぴり髪が少ないと悩んでいる。そんな享子が僕も大好きです。

4組の1年間、本当に楽しかった。先生とサッカーやったこと、勉強したこと、絶対忘れません。最高の先生でした。“一生懸命”この言葉、一生忘れません。(幸代)

幸代やよく頑張ったよね。サッカーの時もびっくりするくらい動いていたけど、勉強も弱気にならずによく頑張りました。高校でも頑張ってね。楽しかったよ。僕も。

この1年間、実に楽しかった。体育館でサロンしたことや体育館でみんなで歌ったことは僕の一生の思い出です。僕は高校に行かないから、最高の思い出です。この1年間、どうもありがとうございました。(貴由)

15歳で社会人になるんだね。きついこともたくさんあるだろうけれど、“一生懸命”で乗り切ってください。時々連絡くださいね。楽しみにしていますから。

3年になり、クラス替えの紙を見て“げえっ”と思ったけど、見事たかやんの魔法にかかってしまい、今は4組が好きになり、卒業したくないという思いで一杯です。このクラスになれてよかった。(昭美)

僕もあけに会えてよかったです。僕の魔法は誰でも使えます。その人を好きになるのです。僕は最初の日から昭美のことが好きになりました。だから、今はもう大好きです。卒業させったくないくらい大好きです。

4組は好きじゃないけど好き。たかやんは好きだけどムカツク。でも好き。色々してもらったから・・・。ちとせには何でも言えた。れみにも言えたいことも言えた。恵子や凄い人間だと思う。恵子には勝てなかった。ゆみ&こころ&さるは兎に角うるさいく、ムカツクやつだった。優季ちゃんちゃんは死ぬほど好き。亮太はもっと愛してる。早くプロポーズしてね。兎に角、1年間好きだった。みんな好きよ!(理沙)

まったく言いたいことを言うやつだ。コラ、ちゃんと料理作れよ。亮太のお嫁さんになりたければ、沢山練習することだ。4月からは寝坊するんじゃないぞ。ああもう心配で心配で・・・ちゃんと高校行ってくれよ!頼むよ!

* 久しぶりに理沙のお母さんのことを思い出した。国立癌センターの病室で僕はお母さんのリクエストでギターを弾いて歌いました。そして、合格発表前の告別式でもギターを弾きました。全て、理沙のお母さんのリクエストでした。15歳の娘の将来を心配して逝ってしまう母親の思いを想像するだけで、泣けてきたことを思い出します。とっても素敵なお母さんでした。理沙とも暫く会っていません。理沙・・・元気にしているかい?

今日の写真1
あっこと美香・・・五中の4期生の女の子達です。あっこの旦那はナス。娘達は二人とも我が塾の卒業生で・・・家族のようなものです。美香は同窓会の幹事で・・・これまた親戚であることは間違いない・・・そんな子ですから、肖像権は大丈夫です。

今日の写真2
きかっち。お兄ちゃんはJリーガーでした。そして俳優の兄弟が一人います。弟は亮と親友で、本人も我が家に居候していましたから・・・これまた家族のような子です。2年生
の時にサッカー部からテニス部に編入し、全国大会に行ったのですから・・たいした男です。暫く会ってないけれど・・・元気なのかなあ・・・。

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8月28日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第239弾!  2011.8.28(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第239弾!  2011.8.28(日)   たかやん

真夜中通信
昔も、よく真夜中に「一生懸命」を書いていた。今の仕事になって、比較的規則的な生活になったので・・・久しぶりの真夜中通信である。現在の時刻は2時43分。世の中は静かで・・・聴こえてくる音はパソコンの音だけ・・・・明日はいつもの時間に起きるから・・・寝る時間は殆どないかも・・・。ま、いっか。


昨夜?はインターネットの“トイ・プードル”にひとみと空と僕が釘付けになった。可愛い男の子がいたのだ。生後1ヶ月の茶色い男の子が・・・。「柴じゃなきゃ嫌だ!」と言っていた空が、「このトイプードルが欲しい」と笑顔になり・・・メールでやりとりしている間に・・・誰かに買われてしまい・・布団の中で泣いた空。どうやら、騒音洗濯機の代わりに、我が家は“トイプードル”を買う(飼う)ことになりそうである。


久しぶりにランニングシューズを買った。そう、空と走る為にである・・・。靴の効果は絶大で・・金曜日と比べて、18秒も縮まった空父であった。まだまだ速く走れる気がする。胸はちょっと痛いが大丈夫だろう・・・。そんな気がする。

習慣
寝る前に、テーブルとカウンターの上に何も置かない・・・そう決めて1週間が経とうとしている。その効果は絶大だ。朝起きて気持がいいから・・・つられて、他の場所も片付いていくのである。勿論、仕事もだ・・・。やらないと気持悪くなるというか・・・机の上がきれいなことはいいことだ。この歳になって、やっとそんな習慣がついてきたのが少し恥ずかしい・・・。

『一生懸命』幻の学級通信 六中3年4組  1994年 3月16日
 から

最後に一言パッと横を振り向けば、雑木林と六中のグランドが見える。この席ともお別れかと思うと寂しいし、友達とタカヤンと同じ教室にいられなくなるのも悲しい。でも、3年4組で本当によかった。(優季)

俺もね、目を閉じると窓際にいる優季達とその向こうの雑木林が見えてきます。真剣に俺の話を聴く優季の目、大好きでした。理準のパーティー、リンガーハット、忘れられないなあ・・。今度、本当にデートしようね!

一生懸命という言葉をこれからも忘れずに歩んでいきます。(貴広)

二人で走った夜の校庭。修学旅行の前の晩、一緒に入ったお風呂。テニスコートで一緒に撮った写真。貴広の家で弾いたギター。寝ぼけ声の電話。こづえ先生。そして手紙・・・3年間、本当にいろんなことがあったね。これからも貴広の力に、少しでもなれたら・・・そう思っている担任です。

タカヤンに出会って3年間、すげー楽しかった。育毛剤はいつかお金に余裕ができたらあげます。ありがとうございました!(恒志)

1年4組に入学した日の恒志。ボンタン履いていた恒志。家出した恒志。林間学校の朝、俺のバイクの後ろの恒志。そして卒業していく恒志。3年間、俺のクラスで良かったのかな・・・。俺は楽しくてしょうがなかったけど、それでよかったのかな。寂しいな。明日から恒志がいなくなる・・・・。

4月から1年間、時々来ない日もあったけど・・毎日来てくれてどうもありがとうございました。(さち子)

ごめんね。毎日って約束したのに・・・でも200日以上は行ったかな、さっちゃんのところ。ギターのこともそのままだし、まったく俺の約束は当てにならない・・・。初めて2階から手を振ってくれた日。初めて会ってくれた日。初めて握手してくれた日。初めて君の前で歌った日。忘れないよ。明日、さっちゃんの「はい!」っていう返事が聞けないのが悲しい。でも、いいんだ。さっちゃんはちゃあんと4組なんだから・・。文集にもアルバムにも「一生懸命」にも、そして僕の心の中にも、しっかりとさっちゃんはいます。

書き始めて5時間が過ぎようとしています。書きたいことは山ほどあり、言いたいことも山ほどあります。だけど、体がもういうことをきいてくれない。そんな感じです。これから六中へ行き、3年4組の教室を掃除して黒板にメッセージを書き、そして通知表にとりかかる・・・そんな予定の担任です。ふーっ、なかなかのインフルエンザ君です。

* 現在2011年8月29日、午前3時13分。この日記を書き始めて30分が経過した。昔の学級通信を読んでいたら、ちょっと泣けてきた。卒業式の前夜の気持を思い出したからである・・・。僕は21年間で21回担任をし、9回3年の担任をさせてもらった。色んなことがあり過ぎて、ここには全部書けないけれど・・・今になってみれば、全てがいい思い出である。

今日の写真1・2
こころの長男の永遠と次男の息吹です。娘の長男ですから、孫・・・ということになります。二人ともテニスと野球をやっています。息吹は空と同じクラス。とっても仲良しです。この二人と空と僕で、テニスの試合をするのが・・・今の僕のちょっとした夢です。


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8月29日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第240弾!  2011.8.29(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第240弾!  2011.8.29(月)   たかやん

参った・・・
昨夜寝たのは結局4時・・・目が覚めたのが6時で・・・どうも体調がおかしかった。それでも無理して外に出かけたのがよくなかった訳で・・。結局・・・吐き気と腹痛に襲われ・・市役所に行くこともできず・・午前中、寝込んだ空父であった。ああ情けない・・・。

体が重い
午後からは塾。気合だけで笑顔を作る。そういえば中学校での21年間・・・苦しいことはいくらでもあった。人生気合だ。それにしても体が重い・・・まるで鉛の洋服を着ているようだ。

代表選
ああやって日本の総理大臣はコロコロと代わっていくのだなあ・・・。野田さんは「鳩山先生、管先生・・・」と呼んでいたけれど・・・本当に先生かね。おかしな集団だねえ・・・教師でもないのに、お互いを「先生」「先生」と呼びあうのだから・・・。どこかに生徒がいるのならわかるが・・国会に生徒はいない。だとしたら、誰にとっての「先生」なのだろう。全く訳のわからない人達である。さて、野田さんになったということは、消費税が上がるということ。日本は本当に大変なことになっていくということだ。民主が泣く・・アメリカと大企業のご機嫌ばかり伺う民主党政権に未来はない。米国党、大企業党が正しい名前じゃないのか・・・。

頭痛
夜になって、今度は頭が痛くなった。頭痛が消えるのは教えている時だけ・・・そう言えば、午後の塾の間も教えている間は苦しくなかったかも・・・・。子ども達って凄い力を持っているんだなあ・・・。

通告3
生徒指導上の問題があったときに、学年全体の前で「謝罪」するようなことは、それが教師主導であっても、生徒の発案であってもやるべきではありません。市教委が大貫陵平君の自殺から学んだことは何でしょう。同じことを繰り返さない為にも、しっかりと確認しておく必要があります。また、問題行動を起こす生徒にも学ぶ権利があるのですから、「別室指導」や出席だけ取って下校などという指導が日常化してはいけません。市内の中学校ではそういう指導は行われていませんか。
また、市内中学校で中学校2年生の女子生徒が、女性の先生を平手でたたいて、警察に逮捕される事件が起きました。その学校の事情もあるのでしょうが、もう少し生徒に寄り添った生徒指導ができないものでしょうか。学校内で対応できる問題なのではないでしょうか。

* 3月議会で取り上げようとしたのだが、大震災でだめになり・・・6月議会では取り上げずいたのだが・・・どうも最近の中学校の生徒指導には首をかしげるものが多いので、質問することにした。こういう問題に対して、親は言いたくてもなかなか口にできない。「子どもを人質にとられている」という言葉通り、内申に響くのでは・・・と、内心ドキドキしているからだ。モンスターペアレントは確かに存在するが、学校そのものがモンスターの集団なことだってある訳で・・・・。陵平やひさゆき君の事件を思いだしてみると・・・子供たちにとって、あの時の中学校はまさにモンスターの集団だったのだ。親のモンスターも先生のモンスターも自分がモンスターだと気づかないだけである。先生達の命も子ども達の命もみんなで守っていかないといけない。


『一生懸命』幻の学級通信 第六中学校3年4組 1994年 最終便から

宇宙
今からおよそ150億年前、ビックバンという大爆発があるまでは、宇宙はひとつだった。そして、今からおよそ50億年後、地球は太陽に含まれ、やはりみんな・・地球上のものはひとつになる。だから、どんなものも昔は同じひとつのもので、そして未来は又ひとつのものになる。つまり僕らは星から生まれて、死ぬと星になる訳で・・・。なのに人間は、同じホモ・サピエンスだというのに差別をする。中国人だ朝鮮人だ黒人だ・・・日本人だ・・・君達だけはそういう大馬鹿野郎にはなって欲しくない。そう思います。ましてや体に障害のある人やお年寄りなどの弱者を差別するような大マヌメには絶対になって欲しくない。そう思うのです。
「人を見かけで見てはいけない」と、父に習いました。いくら校則でスカートの丈は“膝下5センチ”と決めても、それは校則が間違っているのです。そんなもので人を見てはいけないのです。これはもう絶対です。
僕は新任の時から、子ども達を輝きで見てきました。瞳や表情がどれだけ輝いているか・・・それが僕には一番の問題だったのです。きっとこれからも、ずっとこの考えは変わらないでしょう。
「職業に貴賎はない」と父に習いました。これも本当です。何屋さんになってもいいのです。人の幸せを考えさえすれば何だっていい。そう思います。エリートになることはないのです。ホワイトカラーが1億人いたって、米は一粒もできません。

「ものには心がある」と父に習いました。自分のものに・・机や椅子に自分の学校に、日本という国土に・・心を感じて欲しいと思います。それが感じられれば、机を傷つけたり、道路にゴミを捨てたりはできないはずです。どうか、道路にゴミをポイ捨てするような大人だけにはならないでください。

長い間、僕のわがままに、僕のこの『一生懸命』に付き合ってくれて本当にありがとうございました。僕のことを“タカヤン”と呼んでくれてありがとう。さようなら3年4組。とっても素敵なクラスでした。  1994.3.16 0時08分AM  ともや

* 今夜で6中の3年4組の『一生懸命』は終わり。明日からは別のクラスを紹介するとしよう。五中になるか、六中になるか、二中になるか・・お楽しみに・・・

今日の写真1
六中の青ジャージと赤ジャージの子達で、初めて全国制覇した時の写真です。この子達の才能は「ビビらない!」という才能でした。全国大会を心から楽しんでいたのですから、たいした子達なのです。勝ちたくて、勝ちたくて、ご飯も喉を通らなかった顧問も、この子達のときは、朝から食べまくっていました。そして、試合そのものを楽しめたのです。この時、ただ一人2年生で出場したミッチーは高校1年生で県のチャンピョンになり、高校2年生の時には一般の大会でも県で優勝する程の選手になりました。彼は今、埼玉県警で頑張っています。

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8月30日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第241弾!  2011.8.30(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第241弾!  2011.8.30(火)   たかやん

夏休みが終わる
気がつけば、夏休みが終わろうとしている。1日からは学校も始まるし、議会も始まる。木曜日には八石小へ行き、新しくなった東門へ行き、久しぶりに子ども達の笑顔を見て・・・それから議会へ向うのだろう。子どもたちが新学期に備えるように、僕も9月議会に備えなければいけない。

一輪車とランニング
空が一輪車に乗っている。毎日、乗っている。そして、毎日のようにランニングもしている。その成長のスピードについていけない空父・・・とほほ。一輪車はともかくとして、もう少し速く走りたい空父である。せめて1キロを4分のペースで走りたいなあ・・・。今は800mを4分。笑えないくらい遅い・・・。気胸の影響かなあ・・。

8月号
やっと議会報告の8月31日号が完成した。本当なら29日(月)から駅立ちで配るところだったのだが・・・中高生達と会いたいので9月に入ってからにしたのだ。それで校正が遅れているという訳。

洗濯機とトイプードル
我が家の洗濯機は兎に角うるさい。近所迷惑もいいところだ。それでも「まだ動くよ」と買い替えにやや慎重なひとみ。旦那が「買おうよ!」と、言っているのに・・だ。それでも何とか買うことに決め、ジャパネトに発注したところまでは日記に書いた記憶が・・・そして、その大型洗濯機が我が家のスペースに合わずに、結局返品したことも・・・。その後、洗濯機の話はあまりなくなり、代わりに登場したのがトイプードルである。このトイプードル、買う予定だった洗濯機と同じくらいの値段なのである。そして、そして・・・我が家の決断は・・・洗濯機ではなく、トイプードルに落ち着きそうな訳で・・・近々我が家には新しいメンバーが増えそうである。

『一生懸命』幻の学級通信第203弾! 新座六中3年2組 1991年から

スーツ
予想はしていたが、まさかあんなに笑われるとは・・・。教室のドアを開けた瞬間、爆笑の2組。俺だってね、着たくはなかったよ。着たくはなかったけど、しょうがないよね。高校へ行ってきたんだから・・・どうせ、ハゲにスーツは似合わないよ。フンッ!!

理準で
「あたしね、わかったの。子どもは早く寝なくちゃいけないのね」『なんで』「なんでって・・・うふふふふ」『変な笑い方。』「だってぇ〜」「京子ちゃん、顔が赤いよ」「どうしたのよ」「だからね、あのね。わ〜恥ずかしくて言えない」「言うくせに」「あのね、昨日ね、遅くまで起きてテレビ見てたの。そうしたらね、ホラ・・・あるじゃない」『エッチなやつ?』「そう、エッチなのやってたからね」「見てたんでしょ?」「うん、見てたの。そうしたらね、お兄ちゃんが急に降りてきて、あたしビックリして消そうと思ったんだけどね、ないのよ。リモコンが。もう困っちゃってね。そしたらお兄ちゃんね・・」『一緒に見たんでしょ?』「うん」

充実
昨日は本当に充実した一日だった。朝練に出て、一緒に走って、授業やって、空き時間に学級通信と部通信書いて、昼休みに将棋やって(キンちゃんの7連敗)、高校へ行って、部活やって、卒業生が来て、ナイター練習やって、その子の家で1時まで話し込んで、家に帰ってから手紙を書いて、英会話やって、詰め将棋10題解いて、寝たのが3時。少し疲れたけど、本当に楽しい一日だった。

雅一
『あれ、やばいよ。ガイチ。この受験番号』「何故」『184だぜ』「それがどうしたの」『嫌よ!』「何が言いたいの」「高校が嫌よって言ってんだよ」「ゲッ!」でもねえ、読み方を変えると“いいわよ”とも読める訳で・・・

* これまた六中の緑ジャージの子達です。昨日までの子達の3年先輩に当たります。五中では4組に始まって、3組、1組、1組、2組、6組、8組、1組、1組、1組と1組が多かったのですが、六中では2組、2組、2組、2組、4組、4組、4組、1組、1組、1組と2組が多かったですね。二中でも2組ですからトータルでは1組が21分の8で一番多く、次が2組で21分の6ということになります。一度も担任しなかったのが5組、7組、9組、10組ですねえ・・・。

今日の写真1
来月結婚式を挙げる 尚代です。1年4組の女の子ではトップの成績で・・可愛かったですねえ。来月の結婚式では「ギターを持ってきてね!」と言われています。何を歌って泣かすか・・いやいや、自分が泣いてしまうかも・・・娘の結婚式ですからねえ・・・。

今日の写真2
同じく4組だった雪乃です。朝、駅立ちしていると・・いつも素敵な笑顔で僕を元気にしてくれます。僕は「いってらっしゃい!」と彼女の頭をなでて見送ります。この笑顔、とっても綺麗な女性に成長した今でも同じです。

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